<もう嫌だ>5歳のわが子にイライラ!両親の体調不良のときに限って泣き喚くのはどうして?
子育てにおいて子どもの体調不良はつきもの。しかしときには仕事や家事育児で、毎日奮闘している両親が倒れてしまうこともあるでしょう。特にコロナ禍では両親ともに体調を崩してしまい、一方で子どもたちは元気なままという状況を経験した人も、少なくないのではないでしょうか。そんななかママスタコミュニティには先日、5歳の息子さんが手に負えなくなったという投稿者さんからこんな投稿がありました。
『私も夫もダウンしてるなか、「お菓子が食べたい」と泣き喚き、挙げ句の果てには寝込んでる夫に暴力まで。今までもお菓子にすごく執着していてイライラしてましたが、まさかここまでやるとは。旦那もその場で叱りましたが、本人はすっとぼけているので私が入って雷を落としました。大泣きして大暴れするので「もうこんな息子いらない」とまで思ってしまいます。親がダウンしてるときに限って暴れたりワガママ言ったり、口答えするのは何なんでしょうか。5歳だから仕方ないとかそういうのは関係ないと思っています』
夫婦ともに具合が悪いときに、5歳の息子さんがお菓子ほしさに泣き喚いたり旦那さんに手をあげたりするなど、てんやわんやな状態だったという投稿者さん。いつもは冷静でも具合が悪いときには、正しい判断や物事の思考が難しくなってしまうのが人間の常。投稿者さんもそんな息子さんを見て「出て行ってほしい!」とまで感じてしまったんだとか。「親が体調悪いときに限ってワガママを言うのはどうしてなの?」とママたちにコメントを求めていました。
母親である前に人間!疲れていたらイラっとするのも仕方ない
『生理前でしんどいとき、風邪ひいてるとき、寝不足なときに限って困らせてくる。まだ2歳だけど寝てたらお腹にダイブしてくるし蹴りを入れてくる。しつこい。親に構ってほしいのはわかるけどこちらも母親である前に人間だから、疲れていたらイラっとくるよ。母親業修行中です。逃げ出したいこと多し』
親が体調不良のときに限って子どもが泣いたり騒いだりする理由を聞いた今回の投稿。ママのなかには「他の日だったらいくら騒いでもいいから、今だけはおとなしくしていて!」と切に願った経験はあるのではないでしょうか。感染症や風邪を患っているときだけでなく、生理前でなんとなくだるいとき、寝不足なとき、体が疲れているとき、気分が落ち込んでいるときなど、忙しいママにとってさまざまな心身の不調は避けては通れないもの。そしてそんなときの子どもからの「ママにかまってほしい」「遊びたい!」攻撃は「もうやめて」と思ってしまいますよね。子どもに罪はないことは重々承知ですが、ときと場合によってはそんな余裕もなくなってしまうのは仕方ないことでしょう。
パパとママの元気がない様子を見て不安に思っているのでは?
『両親とも体調悪そうで5歳児は不安で不安でしょうがないんだよ。今はまだ両親を思いやる心より自分の不安を解消するので精一杯なんだよ。せめて思いついたのが「お菓子で不安解消しよう!」だったんでしょ。甘いものは不安を和らげてくれるからね』
『親が体調悪いからこそのワガママじゃない? ワガママ言ってでも注目してもらいたいんだろうな。「二人とも体調が悪くて寝てなきゃいけない」ってのはまだ理解できないだろうね。こんなときくらい甘い菓子でも与えて心を落ち着かけてあげて。誰も悪くない』
しかし子どもの気持ちを想像してみると、投稿者さんの息子さんが「お菓子がほしい!」と泣き喚いた背景に思いを巡らせることができるでしょう。いつも元気で楽しく遊んでくれる両親が二人とも体調不良でダウンして、なんだかとっても辛そうにしている。息子さんはそうした状況を初めて目にしたのかもしれません。息子さんはまだ5歳ということで、投稿者さんが状況を説明しても理解しきれない部分があるのでしょう。両親という絶対的に信頼できる二人が苦しそうにしている様子を見て、とてつもない不安や恐怖を覚えているという見方もできます。そしてその感情をどう表現して解消していけばいいかわからず、食べ慣れているお菓子で安心したかったのではないでしょうか。また両親にかまってほしい気持ちを言葉で伝えることができずに、ワガママを言っている可能性もありますよね。
『子どもも熱があるんじゃない?』
『昨日ネットで小1の子が運動会の練習中に「お母さんに会いたい」って泣き出して、熱もないけどなんとなく気になって早退させたら次の日入院になったって言ってたのを見た。子どもはどう伝えたらいいかわからなくて、小さな頭と心で一生懸命考えて出た言葉だったのかなと思うと苦しくなる』
また息子さん自身も体調を崩している可能性もゼロではないでしょう。両親が共にダウンしているからこそ、本当は熱があるにもかかわらず「自分だけは元気でいなければ!」という興奮状態になっているかもしれませんね。また投稿者さんの息子さんと同じくらいの年齢の子どもが、入院が必要なほど具合が悪くなっているときに母恋しさで泣き出した話を聞いたというママからのコメントもありました。子どもはまだまだ体も心も未発達。精神的な不安が実際の体調不良として現れることもありますし、逆もまた然りです。今回の件では息子さんが実際に体調不良になったかどうかの詳細はわかりませんが、子どもはときにこうした状態になるという可能性を、親として心にとどめておく必要があるのではないでしょうか。
家族の療養のため。たまにはお菓子解禁の日があっても何の問題もない
『親が大変なときなら、おやつをあげて落ち着いてもらったほうがいい。いつも通りにしなくていいしできないんだから。ちゃんと説明するとわかってくれるんじゃない? 「おやつ食べていいよ。ごめんね、相手してあげれなくて」って言えば「無理しなくていいよ」と言ってくるかもよ。かまってもらえないしおやつもダメだと、子どもも騒ぎたくなるよ。悪循環。おばあちゃん家に行ったらいつもよりおやついっぱい食べるし、別にそんなときくらいいつもと違っていいんだしね』
『そうなることが多いから、お菓子とか子どもの好物は買い置きしてたな』
投稿者さんは息子さんがお菓子に執着している様子を見て、イライラを募らせていた様子。きっと普段からお菓子を食べすぎないように頻度や量をしっかり管理している、しっかり者のママなのでしょう。しかしママのなかには「親が大変なときくらいお菓子で落ち着いてもらったほうが、親子それぞれにとっていい」というコメントを寄せていた人がいました。虫歯や栄養のことを考えると、お菓子は食べすぎないでほしいという気持ちはママなら誰しも思うこと。しかしそうした節制は親子ともに元気で家庭内が通常運転しているときだけで十分。子どもが親の辛そうな姿を見て不安に思っているときにおいては、「お菓子の食べすぎ」と思わなくてもいいのではないでしょうか。そして今回の件のように、親の事情で子どもをフォローしてあげられないときのために、お菓子を常備していたというママもいました。両親ともに体調不良でダウンしているときは家庭における緊急事態。そんなときになによりも大事なことは、親子ともになるべく精神的に穏やかでいることですから、お菓子に限らず、スマホ、テレビ、ゲームなどに頼って乗り切ることは決して悪いことではないはずです。今後は旦那さん含めて自身の体調が悪くなった際には、お菓子をほしがる息子さんと自分自身も甘やかしてあげてほしいですね。
文・AKI 編集・みやび イラスト・森乃クコ
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