<高校も給食にして!>子どものお弁当作りがツラい!ギブアップ寸前のママに寄せられた声とは?
高校生のお子さんがいるママたち、お子さんの昼食はどうしていますか? 全国的に見れば給食のある高校はあるのですが、まだまだ私立でも国公立でも給食のある高校の話は耳慣れないですよね。学校内に学食や購買部があって自由に利用できたりコンビニなどを活用してくれたりすれば、ママはお子さんの昼食の心配をしなくてすむので気が楽になるでしょう。しかしさまざまな理由からお弁当を作らなくてはならない場合は、献立を考えたり早起きしたりと本当にたいへんですよね。
投稿を寄せてくれたママは、お弁当作りをやめたいと願っているそうです。
『お金を払うから高校も給食にして! お願い』
「お願い」とは切実そうですね。みなさん、高校生の昼食事情について意見をお寄せください。
「わかる」と頷くママたち
主に毎朝お弁当を作っているママたちから「給食、賛成!」との声がたくさん寄せられました。どうやらお弁当は単にお子さんの空腹を満たすだけのものではなさそうです。
『弁当きついよね。冷凍食品は嫌いだから、朝全部作っている。肉ばかりだと「魚も食べさせて」って旦那がうるさいし、「野菜少ないね、赤がないね」とか旦那がうるさいし。運動系部活だから弁当箱でかいし』
『夏場のお弁当、腐らないかな? とか心配しなくてすむからね。給食、賛成!』
『運動系の部活に入ったらお弁当の量が足りなくなってお弁当箱が大きくなった。レパートリーがなさすぎてまずい……。給食にしてほしいなぁ』
栄養面やいろどりの配慮に加え、夏場の腐敗に配慮したり腹持ちさせる工夫をしたりなど、気にする項目が多いとうんざりしてしまいますよね。しかしお子さんがお弁当の蓋を開けたときにガッカリする「見た目」だと、午後の授業のモチベーション低下につながるかもしれません。わが子が機嫌よく食べてくれるように、ママたちは手をかえ品をかえながら日々お弁当作りに励んでいるようです。真剣に取り組んでいるからこそ、「給食にしてほしい」と願ってしまうのかもしれませんね。
学食が利用しにくいという理由も
学食があるならわが子にはぜひ利用してほしいですよね。しかし実際は利用を渋るお子さんもいるようで、その結果お弁当を作らざるを得ないとのコメントも届いています。
『学食はあるけど1年生は行ったらだめみたいで、先生も「2、3年生が優先」と言っていた……。そもそも感染症の影響で席数を減らしていて2、3年も争奪戦らしい。だからみんな結局お弁当になる』
『学食はあるけど、1年生は使わないのが暗黙のルールみたい』
規模にもよりますが、短い昼休みのあいだに大勢の生徒が一斉に学食を訪れることは不可能で、上級生が優先されてしまうのは仕方がないかもしれません。加えてコロナ禍で密を避けるために、従来よりも席数が減らされていれば下級生はなおさら利用しにくいですよね。お子さんが上級生に遠慮する必要がなく、時間にも縛られず、平和に昼食をとるには、お弁当を持参することが最適な方法の一つと言えそうです。
『学食はあるけど混んでいるし、周りは弁当持ちが多いって聞くとやっぱり作らざるを得ない。皆平等に給食のころはよかったなー』
『しんどいよね。うちの高校は調理する人材を確保できなくて学食が機能していなかった。子どものためにとなんとか弁当作りを頑張ったけどさ。卒業して解放されたときは人生で一番と言っても過言ではないくらい達成感があった(笑)』
親しい友人たちが皆、お弁当を持参していたら自分も合わせてしまいますよね。また、調理スタッフが人材不足で学食が機能しない場合もあるとのこと。お子さんたちが学食を利用しないのは人それぞれに理由があり、お弁当作りは「しんどい」と言いつつもママたちはお子さんの気持ちに寄り添っているようです。
愛情をお弁当で表す考え方もある
一方で、前向きな気持ちでお弁当作りに臨んでいるママたちからの意見も寄せられています。
『高校生にもなると母親の出番は食事くらいって気がするから、弁当や夜ご飯で愛情を感じてもらえたらいいなと思って頑張るよ。パートだから何とかできるだけで、フルで働いているお母さんは本当に尊敬する』
『うちは卒業したらおそらく家を出るだろうから、作ってあげられるのはこの3年間だけだと思うと「ちょっとがんばろうかな」とも思う。ちなみにスープジャーが結構活躍しているよ』
『自分も母親への学生時代の感謝はそこだから、面倒くさいけど頑張りたい』
大事なことや秘密を親ではなく友達に話すようになって久しいであろうわが子、高校卒業と同時に親元から離れてしまうかもしれません。自立と捉えれば嬉しいものの、実際はさびしいですよね。お子さんをそっと見守りつつ、何とかして親の愛情を伝えたいママもいることでしょう。伝達の手段は言葉だけではありません。「食事で愛情を感じてもらいたい」とのコメントや、それに呼応するかのように「学生時代、母親がお弁当を作り続けてくれたことに感謝している」との声もありました。作り手の思いは、お子さんの胃袋と心にしっかりと届いているようですね。
学食があっても下級生の利用はなかなかむずかしい場合もあり、手作り弁当を望むお子さんは少なくないようです。「お弁当作りは面倒くさい」、「給食がいい」とぼやきながらもわが子のリクエストに応えるママたちの愛情は、お子さんたちの大きな励みになっているに違いありません。ただし、負担になって疲弊しないよう適度に手を抜いてくださいね!
文・ななみや 編集・みやび イラスト・Ponko
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