子どもの食事に市販のパスタソースは罪悪感? 女性料理家がすすめる簡単にできるパスタ作りのコツは
茹でたパスタと和えるだけで、おいしい一品が完成する市販のパスタソース。最近では人気シェフや有名洋食店監修のものも登場しており、お手軽においしいパスタを食べたいママの強い味方です。ソースによってはパスタ以外の別の料理に代用できるものもあるので、とても便利ですよね。
今回はプレミアムパスタソース「大人むけのパスタ」シリーズを販売する、洋風ソースメーカーのハインツ日本株式会社が、2019年12月5日~2020年1月21日におこなった、女性料理家102名を対象とした「パスタ」に関する調査結果をご紹介します。
女性料理家の多くが、市販のパスタソースの使用経験あり!
まずはパスタの味を大きく左右するソースに関する質問です。
料理家さんといえば、食材選びや調理工程などにもこだわりがあることでしょう。そう考えると、市販のパスタソースなんて使わないイメージもあるかもしれませんね。しかし意外にも、「市販のパスタソースの使用経験がある」と答えたのは89人となりました。料理のプロでも私たちと同じように市販のパスタソースを使っていると聞くと、なんだかホッとしますよね。
「市販のパスタソースの使用経験がある」と答えた89人に、「市販のパスタソースを選ぶときのチェックポイント」について聞いてみました。すると「素材へのこだわりが感じられるか」(70%)という回答が最多に。市販のソースは使うけれども、味の決め手となる、「素材を重視したい」という本物志向の考えが伺えました。
女性研究家直伝!おいしいパスタの茹で方
「家庭でパスタをおいしく作るコツ」についての質問。この質問に対し、「茹で方」という回答が目立ちました。パスタの茹で方ひとつで、パスタのおいしさは変化するようです。
具体的なコツとしては、
・「パスタを投入したら、くっつかないよう15秒ほどよく混ぜる」(料理研究家)
・「自宅で作るときには大きいフライパンを使うのがオススメ。普通の鍋だと、麺が全部お湯に入るまでのタイムラグができてしまう」(料理教室講師)
・「麺をお湯に投入した後は、パスタがわずかに揺れる程度の静かな火加減に。パスタ同士の摩擦を抑えることで、ソースの絡みやすい茹で上がりになる」(料理研究家)
このような回答が寄せられました。茹で上がりが均等になることや、茹で上がった後のソースとの絡み具合などがポイントになるようです。
子どもにパスタソースは罪悪感が……。そんなときは野菜のちょい足しで!
筆者も市販のパスタソース愛用者ですが、子どもに市販のパスタソースをかけただけのパスタを食べさせるのは、味の濃さやボリューム感のなさなどに、なんとなく罪悪感をもってしまうこともあります。そのような”罪悪感”を抱えるママにオススメしたいのは、”野菜のちょい足し”です。ソースに合う野菜をちょい足しすることで、罪悪感をなくしてくれることでしょう。
ボロネーゼやミートソースなどのトマトソース系なら、フレッシュトマトや玉ねぎ、にんじんなどを炒めて。カルボナーラやクリームソース系なら、チーズや生クリームと相性のいいほうれん草・ブロッコリーなどを茹でてトッピングしています。
野菜などを「別で調理したくない!」という人には、電子レンジで温められる冷凍野菜ミックスがオススメ。手間が省けて調理が一気にラクになりますよ。パスタソース自体にすでにしっかり味付けがされているので、そこに野菜を加えれば子どもでも食べやすい薄めの味付けに自然になってくれます。
麺は女性研究家の伝授するおいしい茹で方で茹で、難しい味付けはお手頃なパスタソースにお任せ。子どもに出すときには、野菜のちょい足しなどで罪悪感なく食べさせる。このように上手に市販のパスタソースを、日々の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか。
・調査内容:「パスタ」に関する調査(「パスタ作り」に関する意識調査および『大人むけのパスタ』シリーズの実食調査)
・調査期間:2019年12月5日~2020年1月21日
・調査方法:ホームユーステスト
・調査対象:女性料理家102名(料理に関する資格をもつ、または現在料理に関する仕事に従事している女性)
文・AKI 編集・櫻宮ヨウ