いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

<妊娠した高校生の後輩>体調不良で遅刻ばかり!感情的になってしまった私の後悔【前編:私の気持ち】

私は24歳の頃、イラストレーターになる夢を叶えたくてバイトをしながら暮らしていました。当時はネットカフェで朝から夕方までの時間帯で働いていたのです。そこで私と交代で夕方からシフトに入ることが多かったのが、高校3年生の山本さんでした。
1_1_1
1_1_2
1_1_3
アルバイトの後輩の山本さんは、あと2ヶ月で高校の卒業式というところで妊娠が分かったそうです。なるべく話を広めたくないようで私にだけ打ち明けてくれました。しかし間もなく体調不良を理由に遅刻が始まり、私のシフトにも影響が出るようになってしまったのです。

1_2_1
1_2_2
1_2_3
当時まだ私は妊娠の経験もなく、身近に妊婦さんがいたこともありませんでした。そのため後輩の「少し駅で休んだらすぐ行きます」という言葉を真に受けて、「しばらくしたら普通に出勤してくるんだろう」と思いながら待っていました。

1_3_1
1_3_2
1_3_3
後輩がほぼ毎回遅刻してくるようになると、私は連日残業をさせられる羽目になり疲れきっていました。しかもそのたびに店長から嫌味を言われ……。どうしても残業ができない事情があった日も山本さんから遅刻の連絡が。私はついに電話口で後輩に怒りをぶつけてしまいました。それ以降、後輩とバイト先で会うことはありませんでした。

1_4_1
1_4_2
しばらくして念願のイラストレーターとして仕事をもらえるようになった私は、ネットカフェのバイトを卒業することになりました。そのときふと思い出したのが、ひっそりと辞めていった後輩の山本さんのことです。
私はどう行動したら良かったのだろう……。今でも答えは見つけられていません。

【中編】へ続く。

文、作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子

※この漫画は知人の話を元に作成しています。

猫田カヨの記事一覧ページ

関連記事

<妊娠した高校生の後輩>結婚を親に反対され……意地を張ってバイトを続けた私【中編:後輩の気持ち】
前回からの続き。私はネットカフェでアルバイトをしている高校3年生です。進路も決まりあと2ヶ月ほどで卒業というときに、妊娠していることがわかりました。同級生の彼に話すとすぐに「結婚しよう」と言ってくれ、...
<育児を丸投げママ>義姉が家にくる週末がツラい「いい母親になれるよ」に嫌悪感【第1話まんが】
5年くらい前の話です。私は大久保サナエ、24歳です。夫とは2年前に結婚をし、義実家で同居をしています。日中は仕事をして、夕方に帰宅。義母と一緒に料理をしたり、夫や義両親と食事をとったり……、義両親との...
「離婚したい」と穏やかな旦那が言いだした!私の何がいけなかったの?【前編まんが:私の気持ち】
私たちは結婚20年の夫婦。旦那は口下手であまり自己主張しないタイプです。逆に私は昔からリーダーを任されるような積極的な性格でした。結婚したときは私が主導権を握り、旦那を引っ張っていくことで上手くやって...