同居の義母が子どものご飯に勝手にふりかけをかける!白いご飯の味を覚えさせたいのに……悩むママへのアドバイスは
幼い子どもの食事は手づかみで汚したり食べムラがあったりと、ママの苦労も尽きないもの。栄養バランスなどを考えながら、どんなものなら食べてくれるだろうかと悩むかもしれませんね。あるママは子どもに「白いご飯」が食べられるようになってほしいのに、同居の義母が余計な手助けをしてしまい困っているといいます。
『子どもが食事で白いご飯をなかなか食べないとき、義母がふりかけを勝手に子どものご飯にかけます。確かにかけたらよく食べるんですけど……すっかり義母のふりかけ待ちをする子になってしまいました』
お義母さんは幼い孫に喜んでご飯を食べてほしいと、勝手にふりかけをかけてしまうようです。しかしその結果、お子さんはふりかけを期待して待つようになってしまい……。「ふりかけがないとご飯を食べてくれない」と悩むママに対して、どんなアドバイスが集まったのでしょうか?
ふりかけ大好きな子、ここにもいます!
幼い子どもに好みでない味や食感のものを食べさせようとしても、なかなか難しいものでしょう。家族が当たり前のように食べている「白いご飯」も、苦手と感じる子はいるかもしれませんね。うちの子も確かにふりかけをかけないと食べてくれません! と同意する声がありました。
『うちも白米が苦手だから、ふりかけとか納豆とかがないと食べなかった』
『うちの2歳児も白米食べないから毎回ふりかけをかけるよー。喜んで食べてくれるなら何でも良い』
なかにはママ自身が小さい頃、ふりかけが大好きだったという声も。白いご飯を出されてもなかなか気が進まず、「ふりかけ待ち」をしてしまう子どもの気持ちが分かるそうです。
『小さい子どもってふりかけ好きな子多い気がする! 私は小さい頃、ご飯にかけるピンク色の甘いやつがないとグズるくらい大好きだったと親に聞かされた』
『私まさに、子どもの頃におばあちゃんがふりかけをたくさん買ってきてくれて、それで白ご飯を食べてた。今でも嬉しかった思い出だけど、母親はイライラしてたのかな?』
『実際、白米だけってキツくない? 米好きなら良いけど私は苦手だわ』
幼い子のご飯には食べる楽しみも大切
お米を味わってもらいたいママは、子どもがふりかけの味に慣れてしまうことは避けたいようです。しかしまだ食事に慣れない子どもには、食べることに楽しいイメージを持ってもらうことも大切かもしれません。ふりかけをかけさえすれば食べてくれるのなら、白いご飯にこだわらなくても良いのでは……という考え方も寄せられていました。
『ふりかけをかけて食べるならいいじゃん。無理に白米で食べさせようとしなくても……』
『白米にこだわらず工夫して食べさせた方が良いよ』
『毎回じゃなくて食べないときだけならいいんじゃない? うちはふりかけを嫌がる子だから、ふりかけでもご飯食べてくれるのがうらやましいと思っちゃう』
『白ご飯のおいしさがわかるまでにはそういうプロセスが必要な子もいるってことで、大らかにね』
『そのうち毎日毎日ふりかけかけてたら子どもも飽きるさ。食事は白米だけじゃないんでしょ? バクバク美味しく食べたら何でも良いけどな』
このまま育つと心配……ママの気持ちも分かる
しかしお義母さんがふりかけを与え続けることが、将来的に子どもにとってのデメリットにつながるのではと心配する人もいました。
『モヤモヤするよね。ふりかけがダメなわけじゃないんだけど、今後「ふりかけがないと白米食べられない」ってなると困るしね』
『これがずっと続くと大人になってからが困るよね。外食する機会も増えるわけだし……。たかがふりかけだけど、子どもを思うなら白米だけでも食べられるようにはなってほしいかな』
『給食で苦労するから、「おかずと白いご飯が交互に食べられるようにしたいので」って言う』
『うちは被災したときのために、きちんと白ご飯で食べられるようにしてた。知人が水害で被災したとき、「子どもが配給された白ご飯を全く食べない」って言ってて大変そうだったから』
『白いご飯が苦手なのは仕方ないし悪いことじゃないけど、1口2口でもいいからちょっとずつでもそのまま食べることを覚えてほしいよね。その邪魔をされるのはすごい腹立つ』
ふりかけをあげたがるお義母さんへの対応は?
ママにとってはお義母さんの行為は「余計なお世話」に他ならないようです。同居の義母に好き勝手された経験があり、怒りをおぼえるママたちからは共感も寄せられています。
『うちはそれで許可なく明太子与えてた。ホント腹立つよね』
『同居してたとき、まさにそんな状態だった。私はいつかちゃぶ台返し(実際はテーブルだったけど)してブチ切れてしまうんじゃないかと思ってた』
『同居だとこんな些細なことが積み重なってどす黒い感情が渦巻くんだよね。めちゃくちゃわかるよ』
お義母さんの立場から見ると、ただ可愛い孫が喜ぶことをしてあげているだけ。良かれと思ってしていることがママのストレスになっているとは気づいていないかもしれません。はっきり伝えることで行動を改めてくれる場合もあるでしょう。
『ふりかけをかけたことがダメなんじゃないんだよね、もっと違う形で食べてくれるようになったらいいんだけど、お義母さんのやり方が安易すぎて先のことを見通せてないっていうか。お義母さんは今後もその場しのぎのことしかしないだろうね』
『お義母さんと喧嘩になるかもしれないけど、「子育てに関しては口出ししないでください!」とはっきり言った方がいいよ。それでも文句を言うようなら別室で食事する。言うときに言わないとエスカレートするよ』
ママの悩みがもし「白いご飯を食べてほしい」ことだけならば、「今はふりかけもアリ」と気楽に考えた方がいいようですね。しかしもし悩みの根底にお義母さんの子育てへの手出し口出しがあるのなら、それを解決することがまず必要になりそうです。同居している家族が険悪になることはお義母さんも望んでいないはず。まずは自分の考えを伝えて相談するなどしてみてはいかがでしょうか。
文・井伊テレ子 編集・山内ウェンディ イラスト・Ponko