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<義妹、介護しない宣言!>早く自立したい!引きこもり兄と男好きの母【第7話まんが:義妹の気持ち】

私(ナツキ)は、夫のタケルと中学3年生の息子コウセイとの3人家族です。少し前、実家の母が入院したとの連絡がありました。しかもこの先、ひとり暮らしが難しい状況になってしまったとのこと。けれど私は一切、母の面倒を見るつもりはありません。母は私が小学生の頃に離婚し、私と兄を引き取りました。けれど母は父に似ていた私のことを毛嫌いし、きつくあたっていたのです。兄が不登校になってからはますます、私は母に疎ましがられ……。

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母は兄のサポートに疲弊したのか、恋人と過ごす時間が多くなっていきました。私は必死で勉強をしました。この生活から抜け出したいというその一心で私は頑張っていたのです。高校生になるとお金を貯めるためバイトもはじめました。

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兄はたまに家のなかですれ違うと、やたらと私を敵視してきます。けれど私は一切相手にはしませんでした。たまに近所の叔母が様子を見に来てくれましたが、叔母はまさか母が子どもを置いて外泊しているなんて思ってもいません。

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その頃になると、私はもはや「母親」と暮らしているというよりも、「親」という肩書きを持った男好きの女性と同居をしている……という程度に思うようになりました。叔母はまさか母が私たちを置いて外泊を繰り返しているとは露知らず。私ももはや諦めの境地に達していたので、あえて叔母には何も話しませんでした。母に期待しては裏切られていた頃よりも、ずっと気が楽になっていたのは事実です。
こんな家、早く出よう。バイトをしてお金を貯めて、必死で勉強をして、兄のために節約料理を作って……。私の中にある悲しみは日々を忙しくすることで紛れていたのかもしれません。私はもう誰にも期待していませんでした。母にも、兄にも、叔母にも。とにかく早く自立したい……。その一心で毎日をやり過ごしていたのです。

原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子

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※この漫画はママスタに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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