「1歳の子どもを預けてまで働く人はなんのため?」という質問に寄せられた、ママたちからの預ける理由
ママスタコミュニティに立ち上がった1つのトピックをご紹介します。そのトピを立てた方は、小さな子どもがいるのに働くママに疑問を感じているようです。
『子どもが1歳で働いている人がいるけど、そんなに早くから働かなきゃいけないほど経済的に厳しいの? もしくはそんなに子どもといたくないの?』
小さいうちはできれば一緒にいてあげたいと思っても、家庭によってさまざまな理由があるはずです。この質問に寄せられた回答をご紹介します。
経済的に厳しくなくても、後々のことを考える
出産を機に仕事を辞めると、その後の再就職が大変になる可能性があります。また前職より良い職場を見つけられるとも限りません。
『育児休業を3年や5年取れるなら取ってる。就業規則が1年になっているから従ってるだけ』
『後を考えたら早く働かなきゃってなるよね』
『経済的には厳しくなくても、後々を考えて正社員辞めずに働いてる人は多いと思うよ』
『今の職場の条件が良すぎて辞めたくないから』
『経済的に厳しくなくても、社会的地位を失いたくない人もいる』
仕事復帰に加えて、保育園に預ける理由はさまざま
仕事を続けるという理由以外にも、1歳から子どもを預ける理由はたくさんあります。
『子どもと長く関わると疲れるから、ある程度距離があった方が優しくできるって人はけっこういるよ』
『働かなくても旦那の給料だけで全然やっていけるけど、自営だから人手が足りないって言われて働いてる』
『働く方が楽という人も多い』
『うちは旦那が亡くなったので働くしかなかった。いろんな事情の人がいるんだよ』
『最近の共働きは、旦那さん50%奥さん50%で子どもの成長を見てたりするし、その家庭が幸せならそれでいいじゃない』
『どんなに子どもが可愛くても、1日中ずっと子どもと過ごすことが向いてない人もいる。仕事をして経済的に安定して、預けることで精神も安定するならいいことばかりじゃない』
保育園という世界で育つ子どもの心
小さいうちから家族以外のコミュニティを持つことで、子どもは多くの人と触れ合い、たくさんの経験をします。それはきっと、子どもにとってかけがいのない宝になるはず。
『プロにお願いして私は短時間パートして16時に笑顔でお迎えに行ける。週末は金銭的余裕を持って過ごせる。それが私には良かった。保育所でしかできない遊びも経験もたくさんあったと思う』
『保育園に入れるのは寂しかったけど、保育園に通い出して1年が経つ今は子どもも保育園が楽しいみたい』
『保育士も愛着形成の一助になるから、母親がワンオペ専業なら、週数日は保育園などに預けると発達の面では良いという意見もあるよ』
『1歳から保育園に預けました。今は中学生。寂しい思いもさせたと思うけど、明るいいい子に育ってます』
どのような意図でこの質問をしたのだろう……。筆者は寄せられた意見をまとめながら考えました。小さな子どもはママと一緒にいて幸せ。その通りですが、それがすべてではありません。
仕事をしないと生活ができず、後ろ髪を引かれる思いで子どもを預けている人も少なくないはず。ただ保育園に子どもを預けている人の多くは、「家族の幸せ」を考えた上で決めているのだと、忘れてはいけないように思うのです。子どもと離れている時間があるからこそ一緒のときは優しく接することができるなら、子どもと離れる時間を作ることはその家族にとって正しい選択です。子どもの将来のために夫婦で働き貯蓄をしたい、それも子どものことを考えた素晴らしい決断です。もちろんママとの時間と同じくらい、パパとの時間も大切です。
子どもが生まれたら「こうあるべき」、ママになった「こうあるべき」と、自分の中で固まったイメージで、全てのママをひとくくりに見てしまうのはとても危険なことです。その考えは、誰も幸せにしません。ありとあらゆることが多様化していく時代です。「こうあるべき」という考えから、「家庭ごとの幸せを尊重」することにマインドを変えていくことが、これからの時代に必要なことではないでしょうか。
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