【コラム:みきママ なかよしかぞくごはん】第4回 子供と一緒に作れるおやつレシピ
お子さんと一緒に何かを作って、完成を共有するというのはとても良い教育なんだとか。
そんな子育てを、みきママさんも実践しています!
今回は、お子さんと一緒に、楽しく簡単に作れるクッキーのレシピを教えていただきました。
◆デコレーション白黒クッキー◆
<材料(白黒各18個分)>
【白クッキー】
バター(加塩でOK) 40g
砂糖 25g
薄力粉 80g
バニラエッセンス 少々
牛乳 大さじ1
【黒クッキー】
バター(加塩でOK) 40g
砂糖 25g
薄力粉 70g
ココアパウダー 10g
牛乳 大さじ1
<ポイント>
・卵の代わりに牛乳を使って楽ちん! 扱いやすい生地です。
・マーガリンよりもバターの方が美味しいよ!!
<作り方>
1.ボウルにそれぞれ、やわらかくしたバターと砂糖を入れて、切るように混ぜたら、白の生地(薄力粉+バニラエッセンス)と黒の生地(薄力粉+ココアパウダー)をそれぞれ入れて混ぜ、最後に牛乳を加えてそれぞれ切るように混ぜる。
2.1をひとまとめにして、30㎝の長さに切ったラップにそれぞれ包み、冷凍庫で15分冷やしかためる。
3.冷凍庫から取出し、ラップを広げて生地を挟むようにして麺棒で生地が5㎜の厚さに伸ばし、型抜きをする。抜いたらまたひとまとめにして伸ばして型を抜く。生地がやわらかくてやりにくくなったら、冷凍庫でかため直すといい。
4.鉄板にクッキングシートをしいて、1のクッキーをのせ、170℃のオーブンで15~18分焼く。厚さに応じて焼き時間を調節する。
みきママからのワンポイントアドバイス
このレシピのポイントは、卵の代わりに牛乳を使うことです。卵だとふわっとした仕上がりになるんですが、牛乳を代わりに使うことでさらにサクサクした食感に仕上がります。
息子たちとは、ホワイトデーのお返し用にこのクッキーを作りました。お菓子以外にもいろんな物を一緒に作るんですけど、お菓子は工作みたいな感じで嬉しそうに作ってくれます。
3歳くらいからお手伝いをしてもらってて、最初はレタスをちぎったりとかからスタート。子ども用の包丁もありますけど、最近は大人用の包丁も使えるようになりました。メモリのついてるまな板を渡すと、メモリに合わせてしっかり切ろうとしたりするんです。
そういう中に、几帳面だなぁとか性格が見えて面白いです。
うちは男の子2人だけど、たくさんお手伝いをしてくれて、家族コミュニケーションの大事な時間です。最近では、旦那もリメイク料理を覚えたりして、みんなお料理上手になってきました。
<みきママへの質問コーナー>
ーいつもブログ読んでいます。私は男の子3人の母です。お仕事をしていたり、習い事の付き添い等もきちんとこなしていて、かなり忙しい毎日だと思います。お兄ちゃんも弟くんもとても素直で子どもらしく育っているなぁと思うのですが、忙しくても上手に子どもと向き合うコツを教えてください。
ありがとうございます。子どもたちが素直に育っているのは、すごく嬉しいです。
気をつけているのは、親だからという上からの目線で話をするのではなく、対等の立場で接するように心がけています。
例えば、お兄ちゃんがサッカーでどうしても点を取れないと悩んでいたときは、家族みんなで「どうしたらいいだろう?」という会議をしました。もっと練習したほうがいいのかな? 蹴り方をこうしてみたらいいのかな? とか。次男も一緒に。誰かの悩みを家族全員で解決する。話し合うということは、すごく大事だと思っています。
そういう会議のときには、お兄ちゃんが好きなメニューを夕飯に作って、それを食べながらみんなで話したり。食事の時間は、ちゃんと向きあって話ができると思うんです。
みきママの子育て、とても興味深いですね。
美味しいご飯を食べながら、家族全員で誰かの悩みを解決する。
これって、すごく良い時間だと思いませんか?
ぜひ、皆さんも取り入れてみてください。
さて、次回は「疲れ気味の旦那さんが喜ぶレシピ」です。
お楽しみに!
取材、文・上原かほり 撮影・chiai