”サブスク”で毎日に音楽を!子ども向け楽曲の定額サービスが開始
外出自粛要請によって、家で過ごす時間がたっぷりとあったこの春。子どもの退屈を少しでも紛らわせようと、ふだんよりテレビや動画配信の視聴が増えた家庭もあったのではないでしょうか? さらにゲームや自宅学習などで、目を酷使することもあったかもしれません。子どもの視力低下を心配しているママもいそうですよね。
家の中で楽しめることとなるとどうしても目を使うことばかりをイメージしてしまいますが、それ以外のお楽しみだってもちろんあります。それが、音楽!
子どもの成長に合わせて音楽が選べる
童謡など、子ども向けの歌を集めたCDなども多く存在していますよね。何枚かの音楽アルバムをローテーションで流している家庭もあるかもしれません。ただ子どもの成長とともに興味を示してくれる歌、聴かせたい音楽も変化していきませんか? よほど音楽好きのママでなければ、そのたびCDを購入するまでには至らないかもしれません。
そこでおすすめしたいのが、今や大人のあいだで使われている音楽ストリーミングサービス。いわゆる”サブスク(サブスクリプション)”は、何万曲もの楽曲を好きなときに好きなだけ聴くことができる定額サービスです。
その代表格として知られるのが、世界で2億8,600万人以上のユーザーを持つ「Spotify(スポティファイ)」です。音楽ファンのママであれば、すでに自身が利用していることもありそうです。
先日その「Spotify」が、子ども向けアプリの「Spotify Kids(スポティファイ キッズ)」の国内提供をスタートしました。
子どもの人気曲が続々。ママより音楽通?
「Spotify Kids(スポティファイ キッズ)」は対象が3歳以上で、子どもの安全性やプライバシー保護に配慮して設計されたアプリです。有料プランの「Spotify Premium」で家族最大6名まで利用できる「プレミアム ファミリープラン」に登録していれば、誰でも利用が可能です。
利用する子どもの年齢に合わせて「幼児向け」か「子供向け」を選択できる上、各種ペアレンタルコントロール機能も用意されているそう。
気になるのは、そのコンテンツ。子どもに人気のある音楽はもちろん、厳選された物語やサウンドなどの音声コンテンツもあります。とくに日本で利用できるのは、次の3つです。
・子どもに人気の邦楽・洋楽・K-POPアーティストの幅広い楽曲
・ディズニーや「スタジオジブリ」など、映画やテレビでなじみのある作品のサウンドトラック
・子ども向けに作成した「おやすみ前」「パーティ」「遊ぶ」などのテーマ別プレイリスト
「パーティ」をかけてノリノリでダンスをしたり、最新ヒット曲を一緒に歌ったり。これまでとは違った形で音楽を楽しむことができそうですね。
臨時休校を受けて、続々と子ども向けサービスが展開されています。子どもに安全なものなのかな? と感じたら大人の目や耳で確かめてみてくださいね。
文・鈴木麻子 編集・しらたまよ