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外出自粛……子どもとできるリラックス法とは【心理カウンセラー・大嶋信頼先生】

新型コロナウイルスの影響により外出自粛が求められる日々が続いていますね。日常の買い物も行きづらいと感じている人もいるかもしれません。自由に行動ができない生活が続くとママも子どももストレスが溜まってしまうでしょう。外出自粛の生活のなかでストレスが溜まりそうになったときにできるリラックス法について、心理カウンセラーの大嶋信頼先生にお話をうかがいました。
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親の不安が子どもに伝染する?

――先生の著書『「すぐ不安になってしまう」が一瞬で消える方法』のなかで「親が不安を感じると子どもにもその不安が伝染するかもしれないと考える母親」のお話がありました。親の不安やストレスは実際に子どもに伝染するのでしょうか?

大嶋信頼先生(以下、大嶋先生):親もイライラしたりストレスを感じたりすることがありますよね。思うように外出できない子どもたちが家ではしゃいだり騒いだりすることがあるでしょう。そうするとさらにママのストレスは増えます。怒らなくていいことやママ自身が怒りたくないことでも怒ってしまうこともあるでしょう。そうやって子どもにストレスが伝わることはあります。

――ではママのイライラやストレスをコントロールしないといけませんね。具体的にはどのような方法がありますか?

大嶋先生:ストレスやイライラの原因を知ることが大切です。他人への親切や思いやりは他人の気持ちを抱え込むことになるのでストレスになりやすいです。他人に対する親切や思いやりの気持ちを”オフ”にしましょう。「人は人、自分は自分」と考えるんですね。人の気持ちまで考えないことがポイントです。

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――人の気持ちまで考えないと聞くと、ちょっと冷たい人間のように感じますね。

大嶋先生:他人のことまで考えるからストレスが溜まってしまうんです。一方で過度に他人の心配をしないことは客観的に他人を見ることでもあります。ストレスを溜めたくないのなら、他人のことまで心配しないようにしてほしいですね。

ママがイライラやストレスを溜めないための呼吸法

――ではストレスが溜まってしまったあとに、家庭で専門的な知識がなくてもできるストレスの解消方法はありますか?

大嶋先生:気持ちを開放する(マインドフルネスにする)ことです。マインドフルネスにする呼吸法を試すといいですね。

自分の呼吸に合わせて「吸って……、吐いて……」と声を出さず頭の中で1分間繰り返します。子どもと一緒にやるときは子どもの呼吸に合わせて「吸って……、吐いて……」と声をかけてあげましょう。そうすると親子ともにリラックスできますよ。

身体を動かすことでもリラックスできる!ポイントは”リズム運動”

――外出せずに家の中で過ごしているとどうしても運動不足になってしまいます。かといって家の中で走り回ることも難しいですよね。家庭でできる効率的な運動はありますか?

大嶋先生:リラックスするためには脳の前頭葉を活性化させることがポイントになります。前頭葉を活性化させるためには前頭葉の血流を上げることが必要なんですね、それにはダンスやトランポリンなどのリズム運動が効果的です。家庭向けや子ども用のトランポリンを利用するといいですよ。

トランポリンがない場合は、音楽をかけてリズムに乗りながらダンスしましょう。子どもと一緒に踊ってもいいですね。

子どものイライラを解消させる方法は?

――外出できずにイライラするのは親だけではないですよね、子どもがイライラしているときにできることはありますか?

大嶋先生:イライラする気持ちを制御するのも、脳の前頭葉の役割のひとつです。前頭葉を活性化させることでイライラする気持ちを鎮めてリラックスすることができます。前頭葉を活性化させる簡単な方法のひとつは「褒めること」です。何でもいいんですよ。これまで子どもが当たり前にできていたことでもどんどん褒めてあげましょう。「早起きできたね!」とか「ごはん全部食べられたね」とか「今日も元気でいてくれてありがとう」とか、本当に何でもいいんです。

――それは取り組みやすいですね! 褒める以外に前頭葉を活性化する方法はありますか?

大嶋先生:相手の身体に触れること(アタッチメント)ですね。リズム運動する前やリズム運動をした後に子どもと一緒にストレッチするといいですよ。ママがストレッチをやってあげたら、順番を変わって今度は子どもにストレッチをやってもらいましょう。お互いの身体に触れあうことで温かさも伝わり、前頭葉を活性化してリラックスできますよ。うるさくならないですしね。

子どもを褒めて、触れ合おう!

自由に行動できない生活が続くなかでは、平時なら気にならないことでも心に引っかかってしまい、イライラすることがあるかもしれません。でもイライラを誰かにぶつけても何かが解決するわけではありませんよね。気軽に出かけられないのなら、せめて家族だけでも明るい雰囲気の中で過ごしたいものです。家族が明るく過ごすためのポイントとして大嶋先生からいくつかポイントを教えてもらいました。

その中から自分にでもすぐ実践できそうなものを選んで、やってみてくださいね。そして私も今日も一日がんばった! とママ自身も褒めてあげてはいかがでしょうか。

大嶋先生、貴重なお話をありがとうございました!

取材、文・しのむ

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