反抗期息子の優しさが嬉しい……。ママたちが紹介した自分の息子の優しさエピソード
子どもが成長してくると、家族に対して冷たい態度をとるようになることは少なくないでしょう。いわゆる”反抗期”というわけです。反抗期は精神的自立に向けてのステップではありますが、親としては寂しさや辛さを感じることもありますね。ママスタコミュニティに、普段は無愛想な息子さんが見せた優しさについての投稿を寄せたママがいました。
『この間、高1の息子から借りたイヤホン壊しちゃって謝ったら、「もともと調子悪かったし別にいいよ」って。コロナで楽しみにしていた予定全てキャンセルで自宅から出られないのにイライラもせず、親バカだけどなんていい奴なんだって思った。息子って無愛想でも優しいよね』
投稿者さんの息子さんは現在高校1年生で、普段は「別に」や「普通」としか言ってくれないそうです。普段はそんな様子の息子さんなので、借りていたイヤホンを投稿者さんが壊してしまったことに対して冷たい態度をとるかと思いきや、あっさり許してくれたことに投稿者さんは息子さんの優しさを感じたようです。この投稿を見たママスタのママたちからはどのようなコメントが寄せられたのでしょうか。
ママたちからも自身の息子さんの優しさエピソードが続々と
『スマートフォンでわからないことがあったら、覚えの悪い私に丁寧に教えてくれる。あと、買い物行って帰って来たとき、荷物を冷蔵庫の前まで持っていってくれる！ 本当いつも助かる（涙）。男の子って本能で弱い者には優しいのかな？ 私は弱くはないけど（笑）』
『うちも高1の息子。卒業式も入学式もちゃんとできず、外出もできずにストレス溜まっているだろうに。それでもずーっと家にいるからって、なんだかんだで家事を手伝ってくれる。夕飯のときに箸や食器を並べたり、買い物で重い物を何も言わずにスッて手を出して持ってくれたり。ありがたいな』
『言っていることは冷たいのに行動がところどころ優しいのが最高にかわいいと思う』
『すごく優しい。僕、お掃除手伝うよ。何かある？ とか背中マッサージしてくれたりまさかの足の裏までマッサージしてくれた。温かくて嬉しかった。息子は本当優しいしかわいい。中学生です』
投稿者さんの投稿を見て、ママスタのママたちも続々と自身の息子さんの優しさエピソードを紹介してくれました。スマートフォンの操作でわからないときに丁寧に教えてくれる息子さんや、買い物した荷物を運んでくれる息子さんのエピソードなどが寄せられました。どの家庭の息子さんもママが助かることを率先してやってくれているようですね。普段はそっけない男の子の優しさはママたちの心を癒してくれるようです。
つらかったり嬉しかったり……。ママたちの反抗期体験
『ダラダラしている息子にイライラして、結構理不尽にキレたりしちゃっているけど、掃除していたら自分からトイレ掃除やってくれていた。小言ばかりでごめん。反抗期で、正直かわいくないと思うことも多々あるけど、こういうときふと反省させられるし、やっぱりかわいい。頑張ろうって思う』
『うちもコロナでずっと家にいるから一緒の時間ができて色々と優しさを感じる。中2から反抗期で何回もやりあったけど高3になってやっと落ち着いた』
『いいねぇ……。ひどい反抗期終えて、会話できるようになったけど、問題児すぎて……。本当にいい子で、かわいい子だったのになぁ……』
既に自分の息子さんの反抗期を経験済み、というママからのコメントも寄せられました。反抗期まっただ中の時期は何度も衝突しあったけれど、一緒の時間ができてからは優しさを感じるようになったと話すママがいました。つらい時期を乗り越えたからこそ息子さんと過ごす時間がいとおしく感じられるのかもしれませんね。反抗期を終えて息子さんと会話できるようになったものの、まだ心配が尽きない様子のママからのコメントもありました。完全に終わったと言い切れないのが反抗期の難しいところかもしれませんね。
男の子の魅力は打算のない優しさ
『男の子ってなんの計算も打算もなく、ただただ優しいよね。女の子って優しくされたいから優しく、とか何かしらよこしまな考えを持っている気がする』
『男の子ってなんだかんだで永遠に母親が好きですよね。男の子もいて本当に良かった』
見返りを期待しての優しさではなく、ただ相手のことを思っての優しさを持っていることが男の子の魅力、とママたちは感じているようです。どんなに冷たい態度をとっていても、子どもの「家族のことが好き」と言う根底は幼い頃のまま変わらないのかもしれません。親も子どもも打算なく、お互いのことを思いあえる関係でいたいですね。
文・子持ち鮎 編集・しのむ
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