好き嫌いが激しくてメニューに困る2歳児ごはん。みんなの家庭はどうしている?
子どもの毎日の食事作りに頭を悩ませているママさんもいることでしょう。いくら栄養バランスを考えて作っても、子どもに食べてもらえないとなると「もしかしたら成長に影響が出るのでは」と心配になってしまいますよね。あるママさんのお子さんは現在2歳。食べ物の好き嫌いが激しく、毎日食べさせる料理のメニューがだいたい決まってしまっているのだそうです。
『2歳児のご飯。他のママさんが毎日何を食べさせているのか気になります! 我が家のだいたいのメニューです。
朝:パン、ヨーグルト、バナナやフルーツorご飯、納豆、味噌汁、昨夜のおかず(肉じゃがなど)
昼:野菜入りうどん、カレーやチキンライス
夜:ご飯、焼き魚(鮭、鯖等)味噌汁やスープ、野菜や煮物などいまだに乳幼児向けのレトルト食品も食べさせています。好き嫌いが激しくあまりいろいろと食べません。こんな感じで良いのか毎日悩んでいます。「これが楽だよー」とか「うちはこんな感じだよー」など、アドバイスがあればよろしくお願いいたします』
子どもの成長のために毎日同じようなメニューで本当にいいのか、他のママさんはどうしているの? と悩み、質問をしてくれました。
「大人と同じ」メニューを子ども向けに工夫
質問に対し、2歳前後の子どもを持つママさんたちから毎日のメニューが寄せられました。ママたちの多くはわざわざ子ども向けのメニューを作ることはなく、大人用の料理を分けて食べさせていると答えてくれています。
『親と同じだよ。揚げ物も食べる。刺激物や生もの以外は、ほとんど親と一緒』
『普通に大人と一緒だよ。生もの以外』
味付けが強い料理は先に取り分ける
大人用のメニューをそのまま出すと味付けが濃かったり辛かったりする場合は、味付けをする前に子どもが食べる量を取り分けておくと良いというアドバイスも寄せられました。
『大人が食べる辛い味付けのものは、味をつける前に小鍋に取り出して子ども用に味付けている。豚キムチは最後にキムチを入れるから、その前にお皿に出しちゃう』
『カレーはルーを入れる前に小鍋に分けて甘口で作っている。麻婆豆腐とかエビチリ系は辛くないのを作って、食べる時に大人はラー油を入れる。基本は大人と同じで、生ものと香辛料は気を付けているくらいかな』
家族全員の料理を作って、味付けの段階で子ども用だけ工夫すれば見た目には一緒のメニューですね。幼児食を離乳食の延長と考えるとつい個別で用意してしまいがちですが、ママたちの多くはそろそろ大人と同じようにさまざまなメニューを食べられる時期ではないかと考えているようです。ママやパパと同じ料理を食べることで、もしかしたらお子さんの食もすすむかもしれません!
今はまだ子どもが食べてくれるものを出しては?
ママさんからすると、好き嫌いが激しいことが子どもの成長に影響するのではないかと心配かもしれません。しかし子どもが「いらない」「食べたくない」と思っているのに無理やり食べさせることはできないでしょう。もし食べてくれない食材があっても、同じ栄養素を持つ違う食材を食べてくれるならば、それで良いのではと考えるママたちもいました。
『まだ2歳なんだし食べられるものをあげればいいんじゃない? うちも偏食があって好きなものしかあげてないよ。それにせっかく作ったのにムダになることが何回もあったから今はもうテキトー。昼ごはんは冷凍たこ焼き、そぼろごはんとかで済ませることもある』
『批判があるかもしれないけれど、いろいろ作って結局食べてくれなくてイライラするぐらいなら、食べるものだけ出すのも良いんじゃないの? 母親のイライラも子育てする上では良くないよ』
『うちの子もそのくらいのとき、食べないときは食べなかったからうどんだけとかあったよ! 無理することないと思う! ちなみに6歳の今じゃ、わりとなんでも食べるよ!』
ママさんたちは調理法や食材の切り方、食事の雰囲気などを工夫して、一生懸命に子どもが食べやすいような環境作りをしているようですね。ただ必死の思いで作った料理を残されてママがイライラしてしまうのは、子どもにとっても良くないかもしれません。どんなに工夫しても食べてもらえないときは、「今はこの食材を体が欲していないのかも」と気軽に考えればママさんの肩の力も抜けるのではないでしょうか。
文・物江窓香 編集・井伊テレ子
関連記事
※少食・偏食・給食を残す……子どもの食事の悩みにママができる働きかけとは- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- 二歳のご飯