「自分が望んで産んだのにどうして子だくさんのママは怒鳴り散らすの?」の質問への回答は?
人それぞれ「子どもを授かったらこんなママになりたいな」という理想があるのではないでしょうか。お休みの日は子どもと一緒にケーキを焼いて、いつも優しく笑顔でいよう……などなど。しかし子どもは一筋縄ではいかないんですよね。理想とはかけ離れざるを得ない自分の姿に「こんなはずじゃなかった!」と驚愕するママさんもいるのではないでしょうか。
多かれ少なかれ自分の理想像のママとはいかない育児ですが、やはり他人の子育てに関しては別問題。「あのママさんはどうしてこうなんだろう」、「どうしてあんなに叱るんだろう?」と思うこともあるのではないでしょうか。あるママさんもその一人のようです。
『子ども3人とか4人連れていて怒鳴り散らしているママさんって、子どもが好きだからたくさん産んだのになんでかわいい子どもたちを怒鳴るの? 子どもをたくさん産んだことを後悔していたりする?』
「子だくさんのママさんは自分が好きでたくさん産んだのになぜ怒鳴るんだろう」と考えるママさん。この質問に対し子だくさんのママさんを代弁する多くのコメントが届きました。
可愛いわが子でも怒るときは怒る!
『好きで産んでいても怒鳴りたくなるくらいのときはあるさ』
『そりゃ怒鳴っちゃうときだってあるでしょーに。うちは一人なのにイライラしている自分が情けなくなるよ。3人いたらそりゃーわちゃわちゃして大変だろうよ』
『可愛いから怒鳴るんだよなぁ。店内で諭すように話しても声が届いていないのよ。トイレで汚いところをベタベタと触ろうとするし。買い物中かごを持って商品を取るときに手を放すでしょ? そしたらどこか行こうとしたり。4回目ぐらいになると「ママの横にいてって言っているでしょ!!!」って大きな声出してしまうわ』
『目の届かないところに行ったら犯罪とか心配だしさ。周りの迷惑にもなるし』
どんなに可愛い我が子だって子どもの安全が大切なので厳しい口調になることもあるでしょう。たとえば子どもが道路に飛び出しそうになったときには「飛び出したらダメ!」と叱りますよね。人に迷惑をかけたときに叱るママもいるでしょう。またもしかしたらたまには自分の機嫌で怒ってしまうこともあるかもしれませんね。でもそれも人間であれば致し方ないことなのではないでしょうか。
育児の方針は家庭によってさまざま、どんな育児をしていても批判されることはある
相談してくれたママさんは「怒鳴る=子どもを愛していない」というように解釈しているようですが、子どもに怒鳴ることに対して「なぜ怒鳴るの?」と思うママさんもいれば、「なぜここで叱らないの?」と思うママさんもいます。実際には人の数ほど解釈の仕方が違いますし、育児の方針も各家庭によって異なるのではないでしょうか。
『怒鳴り散らすことすらせず、自分が一番前をさっさと歩いて、後ろに未就学児を3人も4人もダラダラと歩かせて、他人に轢かれそうになっていたり、人の邪魔になったり、迷惑かけてることに気づいてすらない親の方がよほどアレだと思うよ』
『我が子は大事だし大好きだよ。だから悪いことをしたら叱るし、外で怒鳴ることもある。人様に迷惑をかけても気にしないような子に育ってほしくないからね。スーパーで鬼ごっこをしたり、商品に指を突っ込んで穴を開けても怒らない親こそ、子どもが可愛くないのかな? 子どもに興味ないのかな? って思う』
『悪いことをしても叱らないより怒鳴ってでも注意しているママのほうがいいわ』
『怒らないと批判されるしどっちにしたって言いたい人は言うよ』
理想論で育児は無理!
『一部だけ見て他人を批判しないの!』
『産んで育ててみなきゃわからないもんだよ。やりもしてない外野がウルサイよ。理想論ばかりでは子育てできないときもあるんだよ』
諭したり強い口調で怒鳴ったりとどんな伝え方ががその子に1番適しているのか他人からは判断できません。もしかしたら相談者さんの身近にいる子だくさんママさんも最初は子どもに優しく諭したりしていたけれど、それだということを聞いてくれないから語尾を強めたという可能性もあります。また子だくさんのママに限らず、子どもの安全が大切なので語尾が強くなってしまうこともあるかもしれません。できごとの一部だけを見てその人のすべてを分かったように思ってしまうのは早合点なのではないでしょうか。
文・物江窓香 編集・横内みか イラスト・Ponko
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