言葉の発達がゆっくりな娘……。赤ちゃん言葉を使わなかった「私と両親との記憶」
1歳6ヶ月検診のとき、言語聴覚士※(げんごちょうかくし)さんとの面談で言葉の発達が遅いと言われた娘。赤ちゃんとのコミュニケーション方法に使うベビーサインを活用しながら、言葉が出やすくなる訓練をしていました。
今から20年前、私の父と母が私に対して決してやらなかったことがあったのです。
※言語聴覚士(ST):厚生労働大臣の免許を受け、音声機能や言語機能または聴覚に障害のある方に機能の維持向上を図る。言語訓練やその他の訓練などの必要な検査及び助言、指導などの援助を行う
母いわく「子どもであっても、お互い対等に話せるほうがいいと思う」とのこと。今思い返してみても、父と母との会話は威圧的な言い方もなく、同じ目線で話していた気がします。
父や母の声かけと言語聴覚士さんの声かけでの共通点を見つけて、私は改めて納得していました。
「対等の立場できちんとした言葉で話し、伝えること」
これは親子だけに限らず、さまざまな人間関係にもいえることではないかと思います。
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