8割の小中学生ママは“身長パパ超え”を希望?子どもの身長を伸ばす大切な成分「MBP」とは
皆さんは、自分の子どもの身長は将来どのくらいになってほしいと思いますか? 子どもが男の子か女の子かでも違ってくるでしょうし、はたまた「自分が小さくて嫌だったから」「身長が高いのがコンプレックス」といった自身の経験や境遇から子どもの身長に対する希望や理想を持っている人もいるかもしれません。
先日、雪印メグミルク株式会社はユニークな調査を実施しました。それは、子どもの理想の成長について、小学生および中学生の子どもを持つママ500人を対象に行ったもの。今回はその調査結果をご紹介します。
小学生~中学生は“成長スパート期”
小中学生の間は急速に身長が伸びたり一気に体重が増えたりする、いわゆる「成長スパート期」。それを証明するかのように、今回の調査でも子どもの体の成長状況について聞いたところ、小学生ママの82%が「子どもが小学生になってから特に体の成長を感じる」、中学生ママの84%が「子どもが中学生になってから特に体の成長を感じる」と回答しました。
ママとしてはこの時期はとくに、できるだけ子どもの体のサポートをしてあげたいものですよね。次に、成長スパート期に「母親として気を使いたいこと」を聞きました。
その結果、1位は「大きく丈夫な体をつくること」(69%)。2位には「道徳・マナーを学ぶこと」(62%)、3位には「勉強・学力をのばすこと」(61%)が続いています。この結果から見ても、この時期の子どもに対するママの関心事は勉強より体づくりにあることがうかがえます。
男の子ママの85%が願う“身長パパ超え”
また、子どもの体作りといってもその中身はさまざま。そこで体づくりに関して、さらに深掘りをすると「子どもの身長を伸ばしてあげたい」というママが約9割(85%)となり、「子どもの体を大きくしてあげたい」(75%)よりも多くなりました。
特に男の子のママでは「子どもの身長は父親以上であってほしい」(85%)人が多く、大多数のママが“身長パパ超え”を望んでいるようです。
身長が170cm以下の夫を持つ筆者も、息子はまだ未就学児なものの、「将来的には、身長がパパ超えして欲しい!」とひそかに願っているママの一人。身長を伸ばすためにも今から栄養バランスの取れた食事を食べさせるように心がけたいものの、どのような食材を使ってどのような献立を作ったらいいのかは明確にはよくわかっていません。
今回の調査でも、成長スパート期の体づくりにおいて食事や栄養面を重要視しているママがとても多かった反面、具体的な栄養サポートに対しては「自信がない」と7割以上のママが回答していました。
骨作りに必要なのはカルシウムだけじゃない!
身長を伸ばすためには、よく牛乳などに含まれるカルシウムの大切さを聞きますよね。しかし牛乳ならなんでもいいと言うわけではなく、カルシウムと一緒にたんぱく質の一種である機能性成分「MBP」をしっかり摂取することが重要です。
「MBP」は牛乳にほんのわずかしか含まれていない成分で、カルシウムを骨に付着しやすくし、骨密度を高め、骨の成長をサポートしてくれます。骨密度を維持する上では、子どもだけでなくカルシウムを大量に消費する妊娠中や授乳中のママも骨粗しょう症予防のために積極的に摂取したい成分なんです。
子どもの成長にはカルシウムだけではなく、カルシウムの吸収を助けてくれる成分の「MBP」が大切だということが分かりました。最近ではサプリメントや機能性食品なども売られており、じわじわとその存在が注目されてきているんですよ。「MBP」をしっかり摂取することで、子どもの骨づくりのサポートと自分自身の骨粗しょう症予防をしていきたいですね。
文・AKI 編集・物江窓香