住宅の間取りで悩むママ。和室はあった方がいい?リビングだけで充分?それぞれの理由も解説
住宅を購入するときの決め手の1つが間取りではないでしょうか。子どもの年齢や家族構成によっても理想の間取りは違うでしょう。ママスタコミュニティに間取りで悩んでいるママがいました。
『リビングが広い21畳か、リビング狭め16畳+プラス和室(4.5畳+収納)ならどっちが好き? 二階建ての建売だけど2つで悩んでます。2歳が1人。今妊娠中です。子どもが小さいうちはおもちゃもあるし、今は滑り台もあるし、和室があった方がいいのかな。でも、いずれ使わなくなるのかなとと考え中です』
投稿者さんの質問に対して、他のママたちはどう答えてくれたのでしょうか。実際に家を購入したママからも実体験に基づいたアドバイスが寄せられていました。
リビング16畳+和室の方が多数派という投票結果に
21畳のリビングと、16畳のリビング+プラス和室(4.5畳+収納)では、どちらがおすすめなのか、投票が行われていました。ママたちはどちらを支持したのでしょうか。投票の結果は、以下のようになっています。
21畳のリビング:40票
16畳のリビング+プラス和室(4.5畳+収納):62票
投票をしたママたちにはリビングと和室の組み合わせの方が支持された結果となりました。これにはどういった理由があるのか、コメントを通して探っていきましょう。
リビング16畳+和室を支持したママたちの理由とは
物置や客間にもできるから使い勝手がいい
『一時的な物置にしたり、洗濯物を畳んだり、子どもの具合が悪ければ布団を敷いて寝せたり、ときには客間としても使う。寒い時期は締め切って暖房効率アップ』
『来客、お昼寝に使えるお部屋が一つあった方が便利そう』
『親が泊まりに来たときに和室に布団敷いている。あと、和室にもテレビとコタツを置くようになったから、リビングが二部屋ある感じだよ。子どもも友達呼んでゲームやったりしている』
リビングの他に和室があると、日常的なシーンだけではなくお客様が来たときなどにも使い勝手がいい、というコメントがありました。ちょっとした物を置いておくこともできますし、子どもが病気のときには寝室とは別で寝かせることもできます。”リビングが二部屋”というコメントには興味を惹かれますね。
老後のことを考えたら1階に和室があると便利かも
『足腰が弱ったら、2階なんて行かないだろうから。1階だけで住める家がいい』
『老後2階に上がるのが辛くなってきたら、自室に使えそう』
足腰が弱くなる老後を考えると、1階に自分の部屋があると楽、ということもあるでしょう。将来のことも踏まえると和室があった方がいいかもしれませんね。
和室は必要ないと答えたママたちの理由とは
結局物置になってしまう
『うちはリビング25畳に和室10畳作って、和室が無駄。物置化している。だったらリビング広くして、和室潰す方がいいと思う』
『和室は、お客さんが来たときの荷物置き場になっている』
和室が必要ないというママたちからは、結局物置になってしまうことが理由として挙げられていました。和室を日常的に使わないのであれば、最初は仮置きのつもりで置いていた荷物が増えてしまい、なし崩し的に物置になることもあるかもしれませんね。
リビングは広い方がいい
『子どもたちが成長して身体がデカくなるとかさばってくるよ。できるだけ広いスペース確保した方がいい』
『リビングはみんなが集まる場所だし、一番長く過ごす場所だから。リビングは広い方がいいよ』
子どもが小さいときには、リビングを広く感じるかもしれません。でも子どもが成長して身体が大きくなると、リビングが狭く感じてしまうこともあるようです。また家族が集まったときでも窮屈に感じないように、広めにしておいが方がいいというアドバイスがありました。
メンテナンスが面倒
『いざとなったら和室は作れるし、畳の管理が大変だし、ニオイも好きじゃないから。うちは和室作らなかったよ』
『私も悩んだけど、リビング20畳にしました。畳の張り替え、障子の張り替えも大変だなと思って。今はリビングだけでよかったと思っています』
和室にすると畳や障子の張り替えなどメンテナンスが必要になります。それが面倒という意見もありました。全国畳産業振興会によると、畳は手入れ次第で30年は持つようですが、一般的には15年〜20年が畳ごと交換する目安になるようです。
部屋はリフォームできる。気持ちを楽にして決断を
今回の投稿は21畳のリビングと16畳のリビング+プラス和室のどちらがいいのかを、他のママに問う内容になっていましたね。結果としては和室があった方がいいと答えたママが多数派でした。一方でリビングだけでも全く問題ないご家庭もあることがコメントから見えてきました。どちらの間取りにするのかは、今後増える可能性がある家族の人数や自分たちの老後のことなどを踏まえて決めていく必要がありそうですね。
もし将来的に間取りを変えたいと思ったら、リフォームという方法もあります。家族の意見や使い勝手を考えて部屋を変えていくこともできると思えると、気持ちを楽にして決断できるのではないでしょうか。
文・こもも 編集・しのむ