ママ友から「私たち、親友だもんね」というLINEが来た!ギョッとする?うれしい?ママたちの返信パターン集
育児話で盛りあがったり、子連れで遊びに出かけたり、LINEで連絡を取ったり……「ママ友」は、ママにとって育児の大変さや楽しい時間を共有できる存在ですね。いっぽうで、たがいの距離感にギャップを感じると、戸惑いを感じることもあるでしょう。ママスタコミュニティでは、こんな相談が持ちかけられました。
『ママ友親子とランチに行って、別れたあと「今日はありがとう! 子どももすごく楽しかったみたい」とLINEしたら、「子どもたちも私たちも親友だもんね」って返事が来た。でも一緒に遊んだのは今日が3度目だし、そんなに相手のことを知らないのに、「親友」ってなんだかな……。みんなならどう返す?』
大人になった今、「親友」という言葉に違和感を覚えるママは多いかもしれませんね。なにせ遊んだのはまだ3度目のようで、投稿者さんもそのひとりのようです。自分が投稿者さんの立場になったとして、ママたちが考えついたLINEへの返信は、さまざまなパターンが登場しましたよ。興味深い、その返答集を見ていきましょう。
「正直、警戒する」パターン
オンナの友情には”いろいろ”ある――そんな勘をはたらかせ、「親友だもんね」というLINEには、正直心の警報が鳴ると言い切るママたちの意見を、まずはご紹介します。
『ママになっても親友という言葉が出ることに抵抗を感じる。依存されそうで怖いわ』
『私は小学生時代からの友達でも、親友と言うのはためらう。ニコちゃんマークの絵文字ひと文字で返しておくかな』
『距離感が怖いよね。私にも似たようなママ友がいて、アカウントを変え、LINEを使っていないフリをしてしまった。そのママ友は、翌年の子どものクラス替え後には、違うママに寄生していたけど(汗)。私ならスタンプだけで返して、適度に距離を置く』
ちなみに、「私たち、親友だよね」と送った経験のある、ひとりのママからもコメントが寄せられて……。
『すごく仲良くなって、毎日のように一緒にいたママ友に「親友だよね」と送ったら2回無視された。私は中途半端な友人はいらないタイプだから、信用できなくなって疎遠にした』
ママ友にのぞむ距離感は人それぞれで、双方が苦にならない距離感でないと、良い関係性を保つのはやはりムズカシイものなのでしょうね(汗)。
「素直にうれしい!」パターン
「警戒する」派とは真逆に、親友と言われて率直にうれしさを感じるママのコメントも届いていますよ。
『「うれしい!」のスタンプで返す』
『私なら、親友って言われたらうれしいけどな』
「慎重に対応したい」パターン
そして多かったのは、大人の対応と言うべきか……「身構える気持ちもアリ、感謝の気持ちもアリ」のような、当たり障りない内容で返すというパターンでした。
感謝を伝えつつ、当たり障りない一文を送る
『私なら「これからもよろしくね!」って返すけど、ダメなの?』
『親友という部分には触れず、「親子ともども、これからもよろしく!」かな』
『「親友って、私いたことないからよく分からないけど、ありがとう!」って言っとく』
「親友」ワードは、それとなくスルー
『「予定が合うとき、また遊ぼうね~」と、相手のLINEに対して具体的なことは書かない』
『話題を変える』
スタンプの「気軽な感じ」を活用
LINEと言えば! 多彩な感情のニュアンスに対応してくれ、その上「親友」という重めのテーマを気軽なレベルに位置づけてくれそうなスタンプを重宝するママもいました。
『当たり障りないスタンプをポン!』
『「キャー(照れ笑い)」みたいなスタンプを押す』
『相手を親友だと思っていない場合、「いいね」のスタンプのみで返す』
「深刻に考えすぎない」のが賢明?
今回のように、ときに難解さを感じさせるママ友関係。最後は、ママ友関係における上級者であろうママたちが、投稿者さんの気持ちを軽くするような”肝っ玉っぷり”が光るコメントを残してくれました。
『まじめに考えたら負けよ』
『こんなの「これからもよろしくね~」とサラッと送っておけばいいだけ。悩む必要なんてないと思う!』
『そうそう、相手も大して深く考えていない場合も多いと思うよ。オーバーな表現の人もいるしさ。私なら「そうだね~ありがとう」以外なんとも思わない』
同じ母親と言えど、じつにさまざまな考えをもつママが存在し、たがいの価値観が大きくズレると、何かとママたちの心をザワつかせる「ママ友関係」。自身が心地よい距離感や価値観をじっくり見極め、なるべくどっしり構えることで、ムズカシイ場合のママ友関係も落ちつくべきトコロに落ちつくはずでしょう! 投稿者ママの”その後”に、幸あらんことを願って。
文・福本 福子 編集・山内ウェンディ