これなら子どもが少食になって当たり前!?”間食”を欠かさなかった母の勘違い
子どもの「間食(おやつ)」は、子どもの楽しみであるほかに、3回の食事で摂りきれない栄養やエネルギーを補う意味合いも持つ。それを私が知ったのは、息子を産んでからのことでした。
私は子どものころ、少食・偏食がありました。母はそんな私に厳しく叱っていたのですが、一方で食事の他にいつも「おやつ」を与えてくれていました。しかし、その「おやつ」の与え方・内容はともに、「栄養の補給」からはかけ離れているものだったのです。
どんなおやつだったかというと……。
私が母となり、「間食」の意味を知った今は、「1日2回、甘いものをだらだらと食べていれば、そりゃ3度の食事は食べられないよ(笑)」と思います。少食であることを指摘され続け、私は当時かなりプレッシャーを感じ、萎縮していました。今思えば、少食の原因のひとつは確実に、この「大量のお菓子」でした。
母がいつも時間きっちり几帳面に食事を用意してくれていたのはありがたかったし、子どもの少食・偏食に悩む親の気持ちも今はわからなくもないのですが……。あともう一歩、おやつの内容と量、与え方を母が気にしてくれていたら。
何かがかみ合っていなくて惜しいと母が気づいていれば、母の悩みはもう少し楽になっていたかもしれないし、私をガミガミ叱るだけの結果にならなかったかもしれません。
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