”おばさん”になってから「好きになったこと」・「苦手になったこと」アレコレ
若かりし頃は、たとえば恋愛やファッションに心ときめかせていた私たち。でも、”おばさん”と呼ばれる年代になると、若い頃には想像もつかなかったものに興味が湧いたり、反対に急速に興味が失せたり……。歳をとることで、知らない自分が現れるのって、何だか興味深いですね(笑)。この件に関してママスタコミュニティには、大人の女性らしいコメントから、「下世話なおばちゃん」のイメージが漂うコメントまで、いろいろな”おばさん”の姿が集まっています。今回はママたちが歳を重ねて「好きになったこと」を中心に、「苦手になったこと」も含めた二本立てでお送りします。ぜひご覧くださいませ。
歳を重ねて「好きになったこと」編
「家事」にときめくママたち
毎日家事にいそしむママたち。まずは、以前は「かったるい」と思っていた家事に、楽しさを見出だしたというママの声をご紹介。
『料理と掃除。やっと楽しさが分かってきた』
『食器。「昔は何でもいいじゃん」と思っていたけれど、最近はこだわりたくて、少しずつ買い揃えている』
『ガーデニング。土いじりをしていると無心になれる』
「自然・歴史」に心動かすママたち
歳を重ね成熟してきて、人工物ではなく、自然や人々が積み重ねてきた歴史に感動を覚える……この気持ち、お分かりになるママは多いのではないでしょうか?
『登山したり、大自然の中を散策したりすること。若い頃と違って、街に出かけても面白くない』
『山! 昔は海だったけどさ(笑)』
『「世界の絶景100選」を見ずには死ねないと思っている』
『私は世界のいろいろな歴史を調べて、こっそりと賢くなってます』
とにかく「健康一筋」のママたち
切ないけれど、歳をとれば、身体にガタがくるのは自然の摂理ですね。だからこそ、みずからの末長い健康を願うママは多くて……。
『健康一択!』
『血液型より、血圧』
『芸能人の”熱愛”報道より、”闘病”報道に興味をひかれる』
『私はヨガに通ってる。スッキリするよ!』
若い男子・エンタメ系に目覚めるママたち
いくつになっても、異性を意識する女性として人生を楽しみたい! という声が聞こえてきそうなママの声も登場しました。
『若い男。年下男子』
『数年前いきなり嵐にハマった。もともとは全然アイドルに興味なくて、中学の頃もプリンスとかマドンナが好きだったのに……(笑)』
『ストーリーが行き着く先が読めてしまうのに、韓流ドラマばかり見ている』
”下世話方面”に興味津々のママたち
こちらは、「好きになった」というより、「興味が出てきてしまった」という表現の方がしっくりくるかもしれません……(笑)。とても本人に尋ねられない、よそ様の内情に耳をそばだてるママたちの姿が明らかに!
『よその旦那の職業に興味あり(汗)。ついでに役職も。ついでに学歴と年収も!』
『友人とご近所さんの経済状況』
『人の顔にシミがあるかどうか。ついつい見てしまう』
『ゲイカップルの日常(笑)』
『私もX(旧Twitter)で、日本のゲイカップルをフォローしてるよ。何だか微笑ましくて』
多岐にわたる、ママたちの「歳をとってから興味が湧いたこと」ラインナップ、あなたにもあてはまるものはありましたか?
歳をとって「苦手になったこと」編
一方で歳をとると、派手なこと・新しいものに抵抗を感じたり、自分に合わないものを切り捨てたくなったりするもの。最後のご紹介は、”おばさん”になって「苦手になったこと」あるある、怒涛の10連発をご覧ください!
『人との関わり。パーソナルスペースにぐいぐい入ってくる人が無理』
『旦那との時間。今は苦痛でしかない』
『長時間のおしゃべり。ママさんたちの、中身のない会話は仕事よりも疲れる』
『人の恋愛話を聞くこと。昔は「グータン」とか大好きだったのに、すっかり興味が失せた』
『考えること。脳が退化してきている……(汗)』
『異様に声の高い、服屋の店員』
『うるさすぎるテレビ番組。NHKを見ると、ホッとする自分がいる』
『ブラジャー 。締め付けられるような、ピッタリしたものが苦手になった』
『私は、ケータイの”機種変”が苦手になったよ』
『夏……昔は「楽しい!」だったのに、最近はただ暑くてシンドイだけ』
「苦手になったもの」アレコレ、思わず強くうなずいてしまったママもきっと多いことでしょう!(筆者もそのひとりです。笑)
良くも悪くも、年齢は私たちにさまざまな変化を及ぼします。それらを楽しみながら、うまく自分の歳と付き合っていけたら素敵ですね。
歳を重ねたことで、あなたの心におとずれた変化は何ですか?
文・福本 福子 編集・山内ウェンディ