子どもは大好き!どんぐりの活用法と虫がわかない保管方法とは #産後カルタ
秋になると落ちてくる木の実のひとつがどんぐりですね。子どもたちは”帽子つき”や割れていないどんぐりを拾おうと一生懸命になるでしょう。両手では足りずにポケットからあふれてしまうこともあるかもしれません。子どもたちが拾ったどんぐりをママたちはどのように活用し、どのように保管しているのでしょうか。
『どんぐりが大好きで公園や道で見つけると生き生きと拾う我が子。周りの子もどんぐり好きで一緒に拾ってママ友に聞いたりするけど、大体はコマにしたりやじろべぇにしたり子どものネックレス作ったり顔書いたりでひと通りやりました。でも数が多すぎて袋にしまったままの状態です! 今しかやらないことだと思うから、捨てるのももったいないなって思って。みなさんは他にどうしていますか?』
手元にあるどんぐりを使ってできる遊びはひと通りやりつくしたという投稿者さん。まだ余っているどんぐりの活用法を聞きたいそうです。
「どんぐりポスト」「どんぐり銀行」に寄付します!
『動物園に持って行く。うちの近くは熊にあげる用のどんぐりポストがあります』
自宅の近くの動物園に「どんぐりポスト」があるというママがいました。これは子どもも楽しめる方法ですね。
『自分で使う以外なら、どんぐり銀行に持って行くとかは?』
どんぐり銀行とは、拾ったどんぐりを通貨の代わりに貯めることができるサービスです。預けられる場所はどんぐり銀行本店か支店。2019年時点で高知県にしかありません。どんぐりのために高知県までは行けない……、という方はスタジオジブリ作品のキャラクターグッズのお店「どんぐり共和国」と「どんぐりガーデン」に持ち込むこともできます。
「どんぐりは公園がおうち」子どもと話して持ち帰りません
『遊びに使う分以外は「どんぐりは落ち葉の布団で寝たいから、返そうね」って言って、子どもと一緒に拾ったところに返している』
『「どんぐりさんのおうちはここ(公園)だからね」と、帰る時にそっと手放すよう伝えている。
どんぐりさんまた公園来るね~、また遊ぼうね~って子どもも手を振っている』
どんぐりを自宅に持ち帰るのならまず活用法を決めるといいかもしれません。「コマを作る」「ネックレスを作る」といった目的を決めるとおのずと持ち帰るに足りる量も決まってきますね。余分に持ち帰るとしても少しの量で済むのではないでしょうか。ママたちは子どもに「どんぐりは公園がおうちだからね」と話して、何とか子どもに納得してもらっているようです。
虫がわくので……「こっそり捨てています」
『バレないように少しずつ山にばらまきに行っています。こそーーーーーっと』
『ベランダに置いて、少しずつ捨てている』
『こっそり捨てるの一択』
手元に余ってしまったどんぐりは、「こっそり捨てている」というママたちがいました。活用法にも限界がありますよね。
ゆでて保管します!どんぐりの”虫止め”とは
拾って自宅に持ち帰ったどんぐりはそのまま放置するとどうなるかというと……。
『拾ってきてビニールに入れっぱなしにしてたんだけどなんかカサコソパチパチ音がしてるなと思って見てみたら、ウジ虫みたいなのいた!』
どんぐりがまだ青いうちに虫が卵を産み付けている可能性があるため、拾ったまま自宅で保管すると虫がわくとのこと。では”虫止め”するしかありませんね。
どんぐりの”虫止め”をする方法とは
『茹でて干してから保存している。子どもが学校の図工で使うから松ぼっくりやどんぐり集めてくるように言われるから』
『茹でるか冷凍するかすると、虫が出てこず保管できるよー』
『小さい頃すごーく拾ってきたから、煮て乾燥させていたよ』
ママたちは子どもたちが拾ってきたどんぐりをゆでたり冷凍したりして、虫止めを行い、乾燥させてから保管しているとのことでした。ママたちの経験を参考にしてはいかがでしょうか。
子どもたちを魅了してやまないどんぐり。どうしても持ち帰りたい子どものために虫がわかない保管方法を知っておくと自宅に持ち帰っても不安にならずにすみますね。どんぐりを拾う楽しみ、貯める楽しみ、遊ぶ楽しみを子どもと一緒に体験してくださいね。
文・しのむ 編集・しらたまよ イラスト(産後カルタ)・金のヒヨコ