ママにとっては”ゴミ”だけど子どもにとっては”宝物”なモノたち
「またこんなにゴミをためて~」と、ゴミ箱に捨てようとしたら「これ、宝物なの!」と激しい抵抗をみせるわが子。「え!? これが?」と、思わず目を疑いたくなるようなシロモノに驚いた経験ありませんか?
はたから見ればただのゴミ(ごめんね)、しかし子どもにとっては何よりも大切な宝物。うっかり捨ててしまった日には、子どもに怒られ、泣かれ、ママたちはお手上げに!
先日わが家でも筆者がうっかり捨ててしまって、子どもが激怒しゴミ箱からわざわざ取ってきた宝物がありました。
見事にお菓子の包装紙ばかり(笑)。
そんなゴミとのジャッジが非常に困難な子どもの宝物。みなさん、いろいろお持ちのようですよ。
ゴミじゃない! たくさんの想い出が詰まった‟宝物”なんです
『もう硬い粘土だったから捨てようとしたら泣かれた……』
『図工で作った何か分からん創作物。どうみても壊れてるんだけど大事らしい。捨てどきが分からない』
『紙くずだらけ。いつかゴミ屋敷になりそう』
『うちは幼稚園で拾ってきたどんぐり。
虫が出てきたら嫌だから息子が寝てるときに捨てたら、翌朝「どんぐり知らない?」って聞いてきてめっちゃ焦ったよ』
固くなってこねることができなくなった粘土は、大きな塊だと凶器と化してしまうし、小さな塊ならただの石ころにすっかり変形。捨てる以外の選択肢が大人には見つかりません。書きかけの絵や手紙、作りかけの紙工作や折り紙も、乱雑に置かれていると、大事なものには見えないのです!
一気に捨ててしまいたい気持ちを飲み込んで「大事なら整理してしまっておこうか」と精一杯歩み寄るママたち。かといって、いつまでも取っておくのもちょっと……捨てどきって難しいですね。
拾うことが楽しいどんぐりも、あの日あの時の楽しかった思い出がいっぱい詰まった子どもの宝物。簡単には捨てさせてくれません……。
たくさんある‟どうでもよいもの”ほど要注意!子どもの収集には意味がある……?
『カプセルトイの丸いカプセル、たくさんあったので一気に捨てたら子ども激怒!「ドラゴンボールだったのに」だって。
神龍(シェンロン)来なくなっちゃった~(笑)。七個以上あったけどね』
『トミカの箱と、カプセルトイの空のカプセルを捨てたら怒られる』
『鉛筆削りに入らないくらい小さくなった鉛筆をたくさん入れていた箱を発見して、「さっさと捨てればいいのにまたゴミ溜め込んで」と思って捨てたら「小さな鉛筆どこやった!?」ってすごく怒られた。聞けば良かったね。すまん』
『小学四年の娘は、去年のクリスマスに不二家の“ペコちゃんのほっぺ”の外装ビニールを宝箱に入れてある。ペコちゃんの変装してある絵が可愛いって。チョコベビーの容器もある。たまに開けて残り香を嗅いで「チョコ食べたつもり~」だって。また買ってあげるのに』
消しゴムのかす、小さくなった鉛筆、空のカプセル……親からすればどうでも良いものをひたすら収集する子どもたち。しかしたくさん集まっているモノほど、捨てるときはご注意を! 実は「これくらい集まったら〇〇するんだ~」なんて願掛けをしていたりするかもしれませんよ?
そしてなぜかおもちゃの入っていた箱や、お菓子の包装紙を大切にしたがる子どもたち。おもちゃの箱はどんどんくたびれていくし、お菓子の包装紙こそ「ゴミじゃないの?」と言いたくなります。おもちゃやお菓子をもらったときの嬉しい気持ちを忘れずにとっておきたいのかな?
物にはせる想いは、親といえども分かりづらいところ。紙くずだって石ころだって「宝物」だと言える子どもの純真さに癒されもします。もしかしたら見た目ではわからない、物の本当の価値を分かっていらっしゃるのかもしれませんね。
……が、親としてすぐに現実に戻り、宝物の捨てどきをたんたんと狙ってしまうのです(笑)。
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