スザンヌ:第5回 わが子を子ども扱いしないで、大人と話すようなコミュニケーションを大切にしながら子育てをしてきました
いつもにこやかで笑顔がステキなタレントのスザンヌさん。インスタやブログで見せる5歳の息子さんとの写真では、優しいママとしての表情が魅力的です。そんなスザンヌさんも、お子さんに怒りすぎてしまうこともあるのでしょうか? ママスタが誇る大人気インスタ企画「#産後カルタ」の書籍化を記念して、「#産後カルタ」のエピソードを交えて、お子さんを育てる上で大切にしていることを伺いました。
子どもが混乱しないように、いけないことをしたときは人前でも怒ります
──ママスタのインスタ企画「#産後カルタ」は、産後のママの気持ちをカルタで表現したものですが、中には日中に子どもを怒りすぎて、子どもの寝顔を見て反省するママの姿を描いたものもあります。
ありますよね〜子どもを叱ったときは寝る前に仲直りするようにしているんですけど、子どもが泣きながら疲れて寝ちゃうときもあります。そんなときは言いすぎちゃってごめんね、と寝顔を見ながら反省することもありますよ。
──そんなこともあるとは意外です! スザンヌさんのお子さんは今5歳ということですが、どんなことでお子さんを怒るのですか?
しょっちゅう怒っていますけど(笑)、5歳にもなると知恵もついてきて、家では怒られても人前では怒られないことを分かってきていると思います。だから子どもがいけないことをしたときは人前でも怒るし、調子に乗りすぎているときも怒りますね。他にも、普段しないような悪いことも友達と一緒にやったりしたときや、悪い言葉を使ったり人を馬鹿にしたようなことを言ったりしたときにも怒ります。
──お子さんを怒るときに気をつけていることは何ですか?
子どもが同じことをしていても、自分が機嫌のいいときには怒らなくて、機嫌が悪いときには怒るということはしないようにしています。子どもが混乱しないように自分の機嫌ではなくて、子どものしたことで怒るようにしています。だから子どもがいけないことをしたときは、人前でも怒ります。
──お子さんを育てる上で今まで心がけてきたことは何ですか?
ありがとうとか、こういうことをしてくれて嬉しいよとか、ママも言いすぎてごめんねなど、相手が子どもだからというわけではなくて、大人と話すみたいなコミュニケーションをたくさんとるようにしてきました。
言葉を理解しているか分からないときから、「○○だからこうなんだよ」という説明をよくしていました。例えば、仕事に行くときは「こういう理由でママはお仕事するから、離れるのは寂しいけど仕方ないよね」と、いつも子どもに話しています。だからママが仕事をすることを多分理解してくれていて、寂しいだろうけどイヤだって言わないんだと思います。
わが子はできれば芸能人にはなって欲しくない!?
──今後どんな子に育ってほしいと思いますか?
このまま健康ですくすく育ってくれたらそれで嬉しいけど、親が芸能人ではない人が多い中で自分の子は親が芸能人なので、強いメンタルを持って頑張ってほしいなとは思いますね。
──お子さんがママみたいに芸能人になりたいと言ったらどうしますか?
うーん、もし芸能人になるって決めたのなら応援はするとは思いますけど、なるべくなってほしくないかな。大変なので。今は健康ですくすく育ってくれていますけど、すごいシャイな子で。家では激しく遊ぶけど、外では人や環境に慣れるまでに時間がかかります。知らない人に挨拶されると「こんにちは」って言いながら私の後ろに隠れるような子なので、これから、初めての人にももう少し挨拶できるようになってほしいなと思います。
お子さんが小さいときから大人に対するようにコミュニケーションを取ってきたというスザンヌさん。幼いときからお子さんとの会話を大切にしてきたからこそ、お子さんとの信頼関係が強いものとなっているのでしょうね。
取材、文・山内ウェンディ 編集・井伊テレ子 撮影・曽我美芽
「#産後カルタ」の書籍には、ここでご紹介したカルタ以外にも、ママたちが共感できるカルタがたくさん。育児の合間に、ぜひご覧くださいね。