ゲーム依存で子どもとの時間も取らない旦那と今すぐ離婚するべき？それとも我慢？悩むママができる対処法とは
時間さえあればゲームをやってしまうほど、ゲームが好きな人もいるのではないでしょうか？ しかし興味がない人にとっては、わからない世界ですよね。ゲームにどっぷりとハマっているのが他人なら何も言えないのですが、子育て中のパパだったらどうでしょうか？
ママスタコミュニティに家族をそっちのけにして、ゲームに興じる旦那さんへの悩みが寄せられました。
『旦那がスマホゲームにはまって、仕事の休憩中でも家でもゲームをしています。私が怒ってゲーム自体は21時以降からにするようになりましたが、それでも家族でご飯を食べているときでもゲームで知り合った人とツイッターやLINE、電話でやり取りしています。常に携帯をさわり、お休みの日の前日は夜中までやっているので、起きるのは昼。起きて早々にイヤホンをしてゲームをします。ゲーム中は話しかけても適当な返事ばかり。子どもが「遊ぼ」と話しかけても、疲れているからとかしんどいからとか旦那は言いますが、それは夜遅くまでゲームをしているからです』
旦那さんがゲームの最中、かまってもらいたくて近寄ってきたお子さんに、「向こうに行けや」と言ったり、ひどい暴言を吐いたりしたこともあったのだそうです。また、ゲーム内で知り合った女の子とツイッターでやり取りをしているのだとか。
『こっちが怒って、ゲームをやめないなら子どもを連れて出ていくと言ったら、「ゲームをやめるのは無理。俺のことはどうでもいいと思って」って言われました。もう限界で離婚を考えています。ゲームごときで離婚なんてと思うのですが、子どもへの態度を見ていると子どもが可哀想で……。もうどうしたらいいのかわかりません』
ゲームに依存している旦那さんと離婚するべきか、それともこの状況を我慢するべきか投稿者のママは悩んでいます。この相談に、やはりゲーム依存の旦那さんで悩んだことのあるママたちからコメントが届きました。
旦那さんのゲーム依存が原因で離婚を考えるママたち
大人も子どもも、ゲームを適度に楽しむのならいいのですが、ゲームをやめられなくなって家族や日常生活に悪影響が出てくると問題ですよね。ゲームしか見えなくなってしまった旦那さんと離婚を考えるママもいるようです。
『うちもまったく同じ！ ずーっとゲームしているわ。私はまだ妊娠中なのだけれど、産まれたらゲームできないから今のうちだけやらせてよと旦那は言っている。けど産まれてからも変わらない気がする。ゲーム中心の生活が続くようなら離婚をしようと覚悟しているよ』
『うちはゲームやネットに興味ない旦那だった。でもやってみたいって言うからインストールしてあげたらすっかりハマった。帰宅したらすぐゲーム。そのまま朝方までやって、眠い、仕事で疲れていると威張る。話しかけてもゲームしながら流すから大事な話もできない。私がゲームを削除したら奇声を上げて激怒して、再インストールした。バカとしか思えない』
『私はそれで離婚しました』
家事や育児をやらないどころか、家のことの相談も聞き流されてしまっては、ママは怒り心頭です。もう悲しくなってしまいますよね。
諦めと慣れ。うちはゲーム依存の旦那を放置する方針です！
『うちもゲーム依存。むかつきますよね。うちは昔から趣味に走るタイプなので、釣り依存から今はゲームに変わっただけですね。たまに私がブチギレますが、基本放置しています。治らんでしょ、一生』
『そのうち慣れるよ。うちも4年前にゲームで離婚を考えたけど、慣れた。旦那がゲームをしている方が静かで子どもたちとの会話も弾むし好きなことができる』
『完全に旦那を蚊帳の外にして生活してみな。そのうちふと孤独に気づくこともあるかもね。そうでなくても旦那無視して外出してみたり、なんでもしたらいいよ』
ゲームばかりしている旦那さんを、完全に家族の生活と切り離して考えるようになったママもいました。何も期待しなければ、裏切られることもないのですから……。でもこの境地に達するまでには、長い時間と覚悟が必要なのかもしれません。
そもそもスマホゲームはどういうもの？飽きさせない工夫が満載で時間に縛られる人も
スマホ一台で手軽に始められるオンラインゲーム。毎日使っているスマホで、日常のイヤなことを忘れて楽しむことができるので、好きな人は飽きないのかもしれません。
ゲームによっては、自分のキャラクターを強化したり進化させたりするためのアイテムが、ある決められた時間内でしか手に入らないようになっているものもあります。また同じゲームをやっている人同士で点数や勝敗などで順位を決めたり、オンライン上で友だちとなった人と組んで敵と戦ったりと、今のゲームはルール上、時間や人に縛られて遊ぶようになっているものがあります。
スマホゲーム依存の旦那さんと向き合う方法はないのでしょうか？
ゲーム依存の旦那さんへの対処法とは？
ゲームのことを家族が知っておく
『スマホゲーム依存症』（樋口進著・内外出版社）によると、夢中になっているゲームのことを、家族であるママがよく知っておくことが大切だそうです。わからなければ、そのゲームに詳しい旦那さんに直接聞いてみてはどうでしょう？ 頭ごなしにやめてと怒るよりも、ゲームの内容を詳しく語りながらママが話し合いを促した方が、旦那さんのゲームに関する取り決めをしやすくなるかもしれませんね。
ゲームの利用記録をつける
また同書によると、スマホゲームの利用記録をつけてもらうことも一つの手だと言います。一週間でもいいので、スマホゲームをしていた時間などを記録しておくと、見返したときにゲームに費やしている時間を本人が自覚することができます。
万が一のためにネット依存外来を探しておく
最近ではネット依存外来もありますので、あまりに旦那さんの依存がひどいと思うのなら、お近くに相談できる医療機関がないか探してみてはどうでしょうか？
ゲーム依存に陥っていることを本人は気づいていない場合もあります。今後、どんな生活をしていきたいのか、ママとゲームにハマってしまった旦那さんが冷静によく話し合うことが大切ですね。
文・岡さきの 編集・しらたまよ
『スマホゲーム依存症』定価：本体1280円(税抜) 樋口進 株式会社内外出版社
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