自分に一番合う髪の長さはどれ?骨格診断で決まる、垢抜けるヘアスタイルとは
突然ですが、今のヘアスタイルはご自分に似合っていますか? 子どものいる生活では、自分の意志とは関係なくラクさや成り行きで髪型を決めているママもいるかもしれませんね。でも髪型は第一印象では洋服よりもインパクトが大きい部分でもあります。手入れしやすいのはもちろん、顔を若々しく見せるヘアスタイルにしたいですよね。「 “自分に似合う”髪型も、骨格タイプによって決まります」とおっしゃるのは、一般社団法人骨格診断ファッションアナリスト認定協会代表理事の二神弓子さんです。骨格に合った自分に似合う髪型とはどんなものでしょうか? 詳しくお話を伺いました。
――髪型が決まると印象も大きく変わりますよね。似合う髪形も骨格診断で知ることができるのですか?
できますよ。髪形は実はかなり骨格診断の影響が大きいパーツです。芸能人の方なども見ていると、ロングのときにはあまりパッとしなかったけれど、ショートにした途端にそれまで以上に人気が出た方などもよく目にしませんか。
人の印象を大きく左右するヘアスタイルは、骨格診断のタイプ別に考えると、ご自身に最も似合うスタイルが見つかります。まずはチャートでご自分のタイプを把握することから始めましょう。
骨格診断のタイプによって決まる、自分に似合う髪型とは?
ストレートタイプに似合うヘアスタイルは短めが似合う
上半身にボリュームがあり、首回りをスッキリさせると洗練された印象のあるストレートタイプの方は、胸元あたりのボリュームを引き算したいので、毛先がなるべく肩につかない長さがいいでしょう。ショートからショートボブぐらいまでの長さか、または長くするなら胸の下まで届くようなロングがオススメです。もしショートからロングに伸ばしている最中なら、まとめ髪が似合うので一つにまとめておくといいですね。後れ毛もあまり出さないでスッキリと結ぶのが似合いますよ。ロングのヘアスタイルが似合う方ももちろんいますが、短い方が可愛くなる方が多いのがストレートタイプです。
ウェーブタイプに似合うヘアスタイルはセミロングからロング
上半身が華奢なウェーブタイプの方は、毛先が肩についてボリュームがあると華やかになります。逆に言えば顔周りに毛先がないと貧相になるので、最低でも鎖骨ぐらいの長さが欲しいところ。曲線があると華やかになるので、緩やかでいいのでカールをつけるといいですね。ベリーロングはあまり似合わないため、セミロングからロングまでがオススメです。髪をまとめる際は、ハーフアップなど肩に下ろす髪型がいいですよ。オールバックのひとつ結びなどは避けてください。ハーフアップか、もしフルアップする場合はおくれ毛を出すと自然に華やかな印象になります。
ナチュラルタイプに似合うヘアスタイルはルーズな無造作ヘア
どんな長さでも似合うナチュラルタイプですが、無造作ヘアがオススメ。きちんとしたスタイルより、ルーズなまとめ髪などがよく似合います。ベリーロングも似合います。まとめる際にはハーフアップではなく、全て下ろすか全てルーズにまとめるかのどちらかだと、垢抜けたな雰囲気になります。
ヘアスタイルを決める際は骨格タイプに合わせてまずは大まかな長さを決めてから、細かいところを顔との相性なども踏まえ美容師さんと相談して決めると良いそうですよ。顔の形ももちろん影響しますが全体のバランスが大事なので骨格の影響は大きいのだとか。
ヘアスタイルがご自分に合っていれば、多少洋服が垢抜けない場合でもカバーしてくれますよ。ご自分にあったヘアスタイルが見つかりますように!
文・山内ウエンディ イラスト・天城ヨリ子