小物だからと侮れない!印象がガラッと変わるバッグとシューズとは
出かける際に必ず必要となるシューズとバッグ。育児中は動き易いスニーカーと大きめのママバッグの使用頻度が高くて、たまのお出かけの際にオシャレをしたとき、どんなものを合わせればいいのか分からないというママもいるのではないでしょうか? 実は骨格診断を元にした、自分に合うバッグやシューズの選び方があるんです。一般社団法人骨格診断ファッションアナリスト認定協会代表理事の二神弓子さんが提案する、バッグとシューズの選び方とは?
バックにも自分にピッタリなサイズ感と素材がある
――バックにも骨格によって似合う、似合わないがあると聞きました。
バックにも似合う形や大きさ、素材がありますよ。バックは持ち物の量や行く場所によって決めることの多いですよね。骨格診断のタイプによって似合うバッグがあるということをご存じの方は少ないかもしれません。自分に合ったサイズ感や素材のバッグを選ぶと、全体的にバランスが取れて垢抜けて見えますよ。まずはこちらのチャートで自分の骨格タイプをチェックしましょう。
診断結果別垢抜けて見えるバックの選び方
「ストレートタイプ」が選ぶのは自立するバッグ
シンプルで上質なファッションが似合うストレートタイプの方は、かっちりしたバッグが似合います。柔らかい素材よりもレザーなどの張りや厚みがあり、バッグそのものが立つような自立するものを選びましょう。小ぶりなものよりも中ぐらいから大きめのサイズのバッグで、マチが厚いものがオススメです。ボストンバッグやカッチリしたキレイめのトートバッグ、ケリー風やバーキン風の四角いかっちりしたものがオススメです。
「ウェーブタイプ」が選ぶのは小さく柔らかいバッグ
柔らかな肌の質感をもつウェーブタイプの方に合うのは柔らかい素材のバッグです。サイズは小さめから中ぐらいのサイズで選んでください。大きめのかっちりしたバッグは体のバランスに対して大きく見えすぎてバランスが崩れます。スパンコールやラメのついたバッグなども合いますし、バッグ用のチャームなどもつけてもいいですね。仕事用に大きめのサイズでないといけない場合は、マチが厚くなく小ぶりに見えるものを選びましょう。
「ナチュラルタイプ」は大きめバッグ
骨格がしっかりしていて健康的な印象の体を持つナチュラルタイプの方は、大きいサイズのバッグを選ぶと体のバランスと合いオシャレに見えます。マチのあるバケツ型バッグも似合いますし、マチがないクタっとしたラフなバッグや、大きめのトートバッグなどもオススメです。テイストはキレイめなもの、カジュアルなものどちらでも似合いますよ。
骨格診断タイプで足がきれいに見えるシューズも選べる
――バックも骨格によって似合うものがあるということはシューズもですよね?
はい、シューズも骨格診断によって似合うものがわかります。どのタイプの方でも、シンプルな黒のパンプスは冠婚葬祭用に持っておくべきです。でもそれ以外の靴選びの際に役立つ足がきれいに見える靴の選び方をお伝えします。
「ストレートタイプ」には装飾のないシューズ
ストレートタイプの方にはシンプルでシュッとした形がオススメ。シンプルなパンプスやブーティー、ローファーなどが似合います。装飾は付いていなくてスッキリしているものがいいですね。ヒールを履くなら太すぎず細すぎないものを選んでください。素材は表革など凹凸がないものがいいでしょう。スニーカーを履くならスポーツメーカーが出す実用性の高いものが似合います。ハイカットよりはローカットのシューズがオススメです。
「ウェーブタイプ」には装飾のあるシューズ
ウェーブタイプの方はシンプルなものだと寂しく見えてしまうので、リボンやストラップなどの装飾が付いたタイプがオススメです。バレエシューズやパンプス、ブーティーなどが似合いますが、腰の位置が低めのウェーブの方はヒールがあるシューズの方がいいでしょう。ヒールを履くなら細いヒールを選んでくださいね。ヒールなしのものを履くときは、足の長さが短く見えないようにスカートを履くとよりキレイに見えます。
スニーカーは苦手なので、スポーツメーカーのしっかりとしたスニーカーとは相性があまりよくありません。デッキシューズやスリッポンなどをオススメします。ハイカットよりもローカットのデザインがオススメです。
「ナチュラルタイプ」にはカジュアルなシューズ
ナチュラルタイプの方は女性らしいフェミニンな形が似合いにくい骨格です。マニッシュでカジュアルな形のシューズが似合います。フラットなレースアップシューズやローファーがオススメです。キレイめなファッションに合わせるなら太ヒールで革素材やスエード素材などを選びましょう。スニーカーならキャンバス地のレースアップやスリッポンなどが似合います。ハイカットが似合うのはナチュラルタイプです。
バッグとシューズも骨格タイプによって似合うものとそうでないものがあるのですね!ぜひ今後選ぶ際には、その靴の履きやすさはもちろんのこと、自分の骨格タイプに合うかという視点でも選んでみてくださいね。
文・山内ウエンディ イラスト・天城ヨリ子