「怒りすぎてごめんね……」子どもの寝顔に涙して謝る日々。これじゃダメだと思ったママが取った行動とは #産後カルタ
子育ては一筋縄ではいきません。子どもひとりひとり個性は違いますし、ママだって成長した子どもと向き合うのは今日が初めての日々だからです。子どもとのコミュニケーションがうまくとれずについ大きな声で叱ってしまったり、子どもの寝顔に「明日こそは笑顔のママでいるね……」と謝ったりしたママ、いるのではないでしょうか。
『子どもの寝顔見たら今日怒ったこと少し後悔しちゃったり……。あんなに怒らなくてもよかったなーなんて。可愛いんだ、寝顔が』
ママなら一度は経験あり!?子どもの寝顔を見て涙するママたち
『私毎日のように後悔してる。あんなに強く言わなくてもよかったなーとかあのときはこういう風に言えばよかったなーとか』
『同じく後悔するタイプ。しかも何年も前の事とかもいまだに思い出しちゃう。こんな母親でも大好きって言ってくれて笑ってくれて本当に子どもって天使だと思う』
『わかるよ。言い過ぎちゃったかなとか、もっと違う言い方あったかなーとか、起きたらたくさんぎゅーってしよう! と』
『最近、毎晩思うよ。子どもごめん』
毎日のように子どもの寝顔をみて後悔している、というママがいました。当日のことだけではなく何年も前のことまで思い出してしまうママまで! でも子どもたちは一様に”ママが大好き”であることは変わりないようですね。子どもの寝顔をみて涙した翌朝は、ぜひ抱きしめてあげてください!
怒りすぎたことを後悔したことのあるママたち。その後どう行動した?
『最近、これじゃあダメだと思ってなるべくなるべく冷静に言うようにしてる。いつもなら怒鳴りスイッチが入りそうなところでも我慢して冷静に言う。少しずつ怒鳴る回数が減った気がするよ』
ママだって人間です。感情に任せて怒りすぎることもあるでしょう。しかし、後悔しているということは、軌道修正できるチャンスでもあります。少しずつママ自身が怒りの感情をコントロールするように意識したら、怒る回数が減った、というママがいました。
分かりやすく取り組みやすい方法のひとつ。”やりたいことを書いてみる”
子どもを怒ってしまったとき、筆者が実践して効果があった方法をひとつの例として紹介させていただきます。
まずは後悔した日に”どういったシーンで怒ってしまったか”を紙に書きだしてみます。(広告などの裏で結構です。)ごはんを食べずに遊んでいた、なかなかお風呂に入らなかった、など子どもによって異なるでしょう。紙に書きだすことではっきりと怒りすぎてしまったシーンを思い出すことができるはず。
そして引き続き、”本来、言いたかったこと”や”伝えたかったこと”を書き出してみるのです。”ごはんで遊んではいけないよ、遊ぶならごはん終わりにしようね”、”ママとお風呂に入ってお風呂で遊ぼうか、リビングでの遊びはちょっとお休みしようね”などです。
書き終わったらママの行動範囲で一番見やすい場所に貼り付けていつでも見られるようにしておきましょう。そうすれば、昨日怒ってしまったことを少なくとも今日は繰り返さずに済むかもしれません。子どもに「この紙はなに?」と聞かれたら親子で反省するチャンス。子どもの昨日の行動で良くなかった点をはっきり伝えてあげましょう。”寝る時間までにごはんとお風呂は済ませなくてはいけない”、”明日のためにいつまでも遊ぶことはできない”などです。一度では伝わらず、ママの忍耐が試されることもあるでしょう。実際筆者も何度も繰り返して同じ話をしたことがありました。ただ、少しずつ子どもに言い聞かせることで子どもの行動も変わるかもしれません。書き出すことをきっかけに子どももママも変わっていくといいですね。
文・しのむ 編集・しらたまよ イラスト(産後カルタ)・りょうかあちゃん