「早いね、あっという間だね」が口癖に。子どもの成長に涙するママたち #産後カルタ
産まれたばかりの赤ちゃんはママやパパの片腕の中に収まるくらいの大きさだったかもしれません。しかし、ふと気づいたとき、子どもの身長、体重、靴の大きさに成長を実感するママもいるのではないでしょうか。あるいは、保育園や幼稚園に入園したとき、卒園するときなど節目のイベントがあるたびに一抹の寂しさとあふれる嬉しさで涙にむせぶこともあるでしょう。
”あっという間”の子どもの成長に涙するママたちがいました。
『子どもが大きくなっていくのが寂しい……。卒園式、卒業式、なんだか自分の子が式に出ていると思うと寂しい。幼稚園終わって小学生になるんだと思ったら無性に寂しいなんでかな』
寂しいけど嬉しい!嬉しいけど寂しい!?子どもの成長に涙するママたち
『でもさ、ただ寂しいだけじゃなくない? 嬉しいけど寂しい……って複雑な感情』
そうです! 寂しいと言っているママたちだって子どもの成長が嬉しくないわけではないのです。寂しいけれど嬉しい、嬉しいけれど寂しい、という何とも複雑な心境なのですよね。
『私なんて年少から年中になるのも少し寂しいよー。大きくなっちゃったなーって……。3歳差で下がいるから今はあとまだ5年通えるわなんて思ってしまう』
こちらのママは、入園式などのイベントがなくてもひとつ進級するだけで寂しさを感じておられるよう。子どもが幼稚園を卒園すると、園に足を踏み入れることはなくなりますが、きょうだいがいれば何年も通うことになりますよね。筆者の周りにも、3人の子どものために断続的に10年ほど幼稚園と縁のあるママ友さんがいます。
『なんかわかる。大きくなっていくの寂しい。ふっくら可愛らしい男の子もいつかはシワッシワのおじいちゃんになってくんだもんね。いつまでも小さい僕でいてほしいと思っててもあっという間に高学年になっちゃった。嬉しいけど、寂しい』
幼児期はふっくらとした柔らかくて丸い頬っぺたをしていた子どもも、小学生くらいまで成長すると幾分精悍な顔つきになっていきますね。あのときのふわふわとした肌触りにはもう触れられないのか……、と寂しくなってしまいそうです。
『わかるよー。卒園して小学校に入って、そうしたらだんだん親の目の届かない子どもだけの時間も増えて……。赤ちゃんで抱っこしてヨシヨシしてたころが妙に懐かしくって。嬉しいのに寂しいよね』
ママたちが子どもの成長に寂しさを感じる要因のひとつが”親の手をだんだんと必要としなくなること”があるようです。もちろん産まれたばかりのころのようにいつまでも生活のすべてを親に丸投げされては困りますし、いずれ成長して自立していく子どものことを考えると、親の手を離れることは喜ばしいことです。しかし! 寂しさが嬉しさに勝つこともあるのです。
ママたちが涙なくして子どもの成長を喜べるのはいつですか?先輩ママの答えとは
『高校生の卒業式になると、やっと子育て終わるよって思うよ。成人式になったら、早く自立してくれって思う』
子どもがどのくらい成長したら、ママたちは寂しさより嬉しさのほうが勝つようになるのでしょうか。ひとつの目安として”高校卒業”というコメントがありました。高校を卒業すると親元を離れて仕事を始めたり大学に行ったりする子どももいますね。働く子どもは名実ともに”親離れ”したことになります。そこでようやくママたちは長かった子育てにひとつの区切りを迎えることになりますね。”区切りを迎えられたこと”はやはり嬉しいことなのですね。
あっという間の子育て期間。”今”を大切に
子どもの成長を実感したとき、思い返すと「あっという間だったな……」と感じるかもしれません。でも今目の前にいる子どもを感じられるのは今日この時しかないかもしれないのです。イヤイヤ期で手が付けられなくても、明日には突然イヤイヤ期が終わってしまうかもしれません。今日おっぱいを飲んでいた子どもも明日には卒乳してしまうかもしれません。目の前にどんなに子育ての困難が立ちはだかっていてもそれはいずれ過ぎていくことかもしれません。自分の目の前にいる子どももいつか思い出となっていくのです。”今”の子育てをぜひ楽しんでくださいね。
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