2018/11/17

家を建てるなら、あえて”小さめ”。狭小住宅ならではの魅力とは？

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「せっかくマイホームを建てるのなら、ドンと大きく！」。予算さえ許すのならそんなふうに考える人が、一般的には多そうな気がしませんか？　が、どうやら実際はそうではないようなのです。ママスタコミュニティに集まるマイホーム持ちのママに聞いたところ、主流だったのは意外にも”小さい家派”。さらに意外な、その理由とは？

とにかくそうじがラク！狭い範囲だけでいいので、部屋がつねにキレイ

「予算の関係で、仕方なく……」ではなく、あえて小さなマイホームを建てたというママたち。その理由には、納得できるものが多くありました。

『そうじが大変だから、広くはしなかった。物を出しっぱなしにするのがイヤだから、そのかわりに収納をちょこちょこ作ったよ。コードレス掃除機やおそうじロボットも、収納しながら充電できるように配線にも配慮した。おかげですっきりしているし、そうじもラク』

『狭いほうが落ち着くから』

『そうじがキライなのと、モノを溜め込んで捨てられない親の姿を見て育ったから。今は子どもたちがいるから、もうちょっと広くてもよかったなと思うけど、将来夫婦ふたりで暮らすならちょうどいい』

『うちは平屋にしました。子ども部屋を狭めの4.5畳にしたのは、あえてです。ほとんどの時間をリビングで過ごします。歳をとったときのことを考えて庭なし、洗濯物は部屋干し、階段なし。我が家なりの生活動線を考えると、狭いけど快適です。あ、でも家の材質や空調、調湿や防犯などにはお金を惜しまないほうがいいですよ！』

大きなお宅に招かれると「広々としていてうらやましい」と思うのと同時に、「おそうじが大変そう」とつい想像してしまうママもいるのでは？　多くのママたちの意見にあったのが、「狭いほうがそうじがラク」。たしかに毎日のことを思えば、狭いほうが圧倒的に負担は少ないですよね。
中には「そんな将来のことまで考えているの？！」と驚くような回答もありました。

『まだ建てていないけど、小さくする予定。老後ヘルパーさんを頼むことになると、本人の生活スペース以外のそうじは介護プランに組み込まれにくいみたいなので』

『狭いというより、最低限の部屋数にして客が泊まれないようにした。義両親は遠方だし義弟夫婦が同居してるから大丈夫だと思うけど、将来こちらに「住みたい」と言い出されないようにってのもある（笑）』

『うちは家じゃなくて、駐車場を広く取った。車4台分。近所の家は子どもが4人いるのに、駐車場1台分しかなかったりする。近所に駐車場がないのに、将来子どもが車を持つようになったらどうするんだろう？　って思う』

じつはけっこう多かったのが「将来、義両親が同居できないように」という意見。今現在遊びに来てもらっても、「泊まれるスペースがないのは困るのでは？」と思いますが、「近くのホテルなどに宿泊してもらう」という声がちらほら。たしかに布団を干したりシーツやタオルを洗濯する手間がないぶん、ママにとっての負担は少ない。よほど合理的かもしれませんね。