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子どもの誤飲に気をつけているパパは6割以下!?子どもの事故防止のためにパパにも情報を

※2018年9月時点の情報です。

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子どもがハイハイをしだすようになると、興味のあるものに手を伸ばし、何でも口に入れる時期がきます。危険なものを子どもの手の届かないところへ置いたり、赤ちゃんの行動に目を光らせたりと、ママにとっては気の抜けない時期ですが、同じようにパパも子どもが事故に遭わないように気をつけてくれているでしょうか? 消費者庁が行った子どもの事故防止調査によると、誤飲などの事故防止のために気をつけているパパは、ママに比べて割合が低いことが分かりました。

誤飲の防止対策をしているパパは6割以下

徳島県内の0~6歳児の保護者を対象に行った調査で、誤飲・誤嚥防止対策を「行っている」と回答した1~3歳児父母のうち、「誤飲のおそれがあるものは子どもの手の届かないところに保管する」と答えた母親は70.4%いるのに対し、父親は58.2%、また「食べ物は食べやすい大きさにしてから与えたり、あめや硬い豆など喉につまりやすい小さな食べ物は与えない」という母親は62.3%いるのに対し、父親は50.8%しかいないことがわかりました。ママに比べてパパたちは、誤飲に対する意識が低いことがわかります。

ママスタにも、パパが原因で子どもが誤飲してしまったという声が多数寄せられていました。

『旦那がシール剥がれて落ちたのに全く気付かなくてエレキバンの磁石を誤飲した』

『小銭。旦那がなぜか布団の上に置いといたらしい。
飲み込まなかったのが幸いだけど舐めててビックリした。
旦那にブチギレ。子どもが飲み込むって発想ないのかね』

『タバコはキッチンでと決まってるだけど、私が先に寝たのをいいことに旦那がリビングで吸って灰皿も床に放置。知らなくて家事してたら一歳の息子が泣くから見に行ったらタバコ食べて泣いてた。旦那にはブチギレたよ』

『うちはタバコなめてた。旦那がベランダで灰皿をしまい忘れてたのを気がつかなかった』

パパがタバコの吸い殻を片付け忘れ、子どもが誤飲してしまったというママの声にもある通り、厚生労働省の調査によると、赤ちゃんの誤飲で一番多いのは「タバコ」だそう。赤ちゃんがいる家庭でタバコを吸うことはぜひともやめてほしいのは前提にありますが、もし吸う場合は、赤ちゃんのそばで吸わないのはもちろんのこと、赤ちゃんの誤飲を防ぐためにも、片付けや置き場所については十分に気をつけてもらわないとなりません。

子どもの水の事故対策についても、パパの意識はママよりも低い

誤飲のほかに水の事故防止対策についての調査では、1〜6歳までの保護者のうち、「海、川、プールで遊ぶときに少しでも子どもから目を離さない」と答えた1~3歳母親は82.6%、4~6歳母親は86.4%に対して、1~3歳父親は71.%、4~6歳父親は74.2%となっており、こちらもママに比べるとパパの危険に対する意識の低さが伺えます。特に夏に多くなる水の事故は、子どもが何人かいればママ一人では見切れないこともありますよね。子どもの事故に対するパパへの意識改革が必要となりそうです。

日々子どもに接して成長を間近で見ていると、子どもの行動から何が危険なのか予測がつきやすいもの。仕事で忙しく、子どもと過ごす時間が短いパパには、ママから子どもの動きや誤飲、事故防止に対する正しい情報をしっかりと伝えないといけないようです。パパに子どもを預けてみてもらう際には、気をつけてほしいことを具体的に伝えてから出かけたいですね。

参考:消費者庁 平成29年度子どもの事故防止調査結果概要

文・山内ウェンディ 編集・横内みか

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