夏場の子どもの水分補給は足りてる?正しい水分補給のタイミングや適した飲み物とは
暑い日が続くと、ママたちは子どもへの水分補給が心配になるのではないでしょうか。子どもによっては、親が水分補給を促さないと全然水分を飲まないこと、ありませんか? 筆者の子どもは特にそうで、こちらから積極的に促して水分補給をさせています。
では、一体どれぐらいの量の水分を摂取していればいいのでしょう? またどのような種類の飲み物を飲むのが適しているのでしょうか?
ママたちの8割は子どもの水分補給量に不安を感じている
カフェインゼロのブレンド茶「アサヒ十六茶」などを発売している「アサヒ飲料」は、3歳~5歳の子どもを持つ20~40歳代の全国のママたち300人を対象に、子どもの夏場の水分補給やカフェイン接種に関する実態について、インターネット調査を行いました。その結果をみると、実に約8割のママたちが子どもの水分補給量に不安を感じているという結果が出ています。
夏場の子どもたちへの水分補給について考える
飲ませるタイミング・飲ませる量・量の把握・飲ませる飲料など、ママが不安に感じる要素はたくさんあります。それに加え、耐えがたい暑さで熱中症にならないように水分補給については慎重になっていることでしょう。実は熱中症を起こしやすい年代というものがあり、未成年のデータをみると男子は0~4歳・15~19歳、女子も0~4歳がピークだといわれています。夏場の子どもへの水分補給は、不安や課題が山積みです。そこで今回の「アサヒ飲料」のアンケート結果を基に、子どもへの水分補給について考えてみましょう。
夏場の水分補給のタイミング
アンケート結果をみると、屋内の場合は約8割以上、屋外の場合は約7割のママたちが、子どもへの水分補給に対し、子どもが「喉が渇いた」といってから飲ませていると答えています。しかしそれでは水分が不足している可能性が出てきます。
厚生労働省の熱中症予防に関するサイトをみても「室内でも、外出時でも、のどの渇きを感じなくても、こまめに水分・塩分、経口補水液などを補給する」と記されています。つまり、喉が渇いたと子どもがいう前に、水分補給を促すことが理想的だと考えられます。
子どもによって飲める量や必要量は違う
夏場の水分補給について考えると「こまめな水分補給」が理想的です。ある一定の量を飲ませれば安全という考え方ではなく、意識して水分の摂取を心掛けることが大切なのです。
一般的に、人の1日の水分の出し入れは約2.5Lといわれています。これに加え、夏場はたくさんの汗をかきますので自ずと必要な水分量は増えていきます。ですが、子どもの年齢や性別、体重などによって飲ませるタイミングや量は異なりますので、ママが子どもの様子をしっかりと観察し、適切にこまめな水分補給を促しましょう。
その水分補給の飲み物、カフェインは入っていない?
こまめな水分補給をおこなっていても、何を飲ませているかで子どもへの影響が大きく変化します。今回の調査で「アサヒ飲料」が注目したのは子どもの「カフェイン」摂取についてです。
元々、アサヒ飲料は育児世代に対して、子どもへの正しい水分摂取を促すと同時に、カフェインの摂取に関する注意喚起の活動を実施しています。カフェインの過剰摂取は、尿の量を増やしてしまい、体内の水分を排せつしてしまいます。そのため水分補給としては適していないのです。
子どもへの水分補給はノンカフェインを選ぼう
アンケート結果をみると、ママたちは子どもたちにカフェインの摂取を極力させないよう努力していることが分かります。しかし、良く飲ませている飲み物の上位をみると、予想以上にカフェインが含まれていることがみえてきました。
どの飲み物にどれだけのカフェインが含まれているか、全てを把握することはとても大変です。それならば、カフェインゼロの飲料を選択するのが簡単でおすすめです。
親子で考える水分補給
「アサヒ十六茶」では、子どもへの「カフェインマネジメント」を推奨しています。そこで開発されたのが子どものための「カフェイン・マネジメントブック」です。十六茶健康コラムWEBサイトにて無料配布されているこの「カフェイン・マネジメントブック」には、アンケート結果で多かったママたちの不安を解消するための情報が満載です。
■水分補給量の目安
■1日の水分摂取のタイミングの目安
■1週間の子どもの水分とカフェインの摂取量
■どの飲み物にどれぐらいカフェインが含まれているか
これらの情報が可愛らしい冊子にわかりやすく記載されています。子どもが喜びそうなシールや塗り絵などを使ったチェック方式は、親子で夏場の水分補給やカフェイン摂取についてを考える良いきっかけになることでしょう。ぜひこの機会に、親子でカフェイン・マネジメントを始めてみませんか?
文・櫻宮ヨウ 編集・横内みか