固定資産税・住民税などの税金支払いは「nanaco×クレジットカード」利用がお得!公共料金の支払いも
固定資産税、住民税、国民年金、国民健康保険、自動車税、軽自動車税、不動産取得税、所得税などを現金で支払っていませんか? クレジットカードと紐づけしたセブンイレブンなどで使える電子マネー「nanacoカード」で支払うと、0.5~1.2%のクレジットカードポイントがついて、非常にオトク。公共料金の支払いや税金などで総額100万円ほど支払う場合は、5000~1万2000ほどのクレジットカードポイントがつくことに。生活コスト削減コンサルタントの生方正さんに伺いました。
nanacoカードにチャージする方法は「現金・クレジットカード・nanacoギフト」
nanacoカードにチャージする場合、現金・クレジットカード・nanacoギフトの3つの方法があります。このときクレジットカードからチャージすると、利用額に応じてクレジットカードポイントが貯まります。
クレジットカードの還元率はカード会社によって異なりますが、0.5~1.2%となります。クレジットカードによってポイント還元率は違うので、利用頻度と使い勝手の良さを重視して使いやすいカードを選んでください。
nanacoと紐付けできるおすすめのクレジットカード3枚!ポイント還元率は0.5%~1.2%
「nanacoと紐づけできるクレジットカードはたくさんあるけど、どれを選んだらいいかわからない」という方のためにおススメのカードを3枚ご紹介します。
①リクルートカード
クレジットカードのポイント還元率が1.2%と高いのが、リクルートカードです。ポンパレモールでのショッピングやじゃらんでの宿泊予約、ローソンなどで使えるPontaポイントとの交換もできます。
②セブンカード・プラス
セブンイレブン・イトーヨーカドー・デニーズ・ヨークマートといったセブン&アイグループでの買い物が多い人におすすめです。クレジットカード支払いをすることで、店舗によってはポイントが2倍~3倍になります。nanacoにチャージする場合の還元率は0.5%。クレジット・カードとnanacoカードが一緒になっているため、カード管理がラクなのもメリットです。
③Yahoo!JAPANカード
nanacoへのクレジットチャージの還元率は0.5%。Yahoo!JAPANカードがTポイントカードと一体型になっているため、nanacoにクレジットチャージすることでTポイントが貯まります。以前はnanacoと紐づけできるYahoo!JAPANカードはJCBのみでしたが、2018年2月28日からVISA・Mastercardが紐づけ可能になりました。
nanaco×クレジットカードでポイント二重取り
nanacoカードに現金でチャージする場合、貯まるのはnanacoポイントのみ。このときnanacoに紐づけしたクレジットカードからチャージすると、クレジットカードにも利用ポイントが貯まります。さらに、nanacoカードを使って支払いをすることでnanacoポイントが貯まります。
たとえば、還元率1.2%のリクルートのクレジットカード「リクルートカード」を使って1万円分をチャージすると
1万円×1.2%=クレジットカードポイント120ポイント
1万円チャージしたnanacoカードで支払いをすると
1万円×1%=nanaco ポイント100ポイント
が貯まります。つまり、クレジットカードポイントとnanacoポイントの両方あわせて220円相当のポイントが貯まるのです。
「1カ月に220ポイントなんて大したことない」と思うかもしれませんが、1年間で考えると、nanacoポイント約1000ポイント、クレジットカードポイント約1200ポイント、合計2200ポイントも貯まる場合があります。
住民税、固定資産税などの税金の支払いで5000~1万2000円相当のポイントが還元!公共料金の支払いも
住民税や固定資産税、自動車税、国民年金、国民健康保険料などは、直接レジで現金支払いしていませんか? 家庭によっては総額100万円近く払うこともあるかもしれません。さらに「電気やガス、水道なんかはクレジットカード経由で引き落としをしている」という方も多いかもしれませんが、nanacoカードでは公共料金の支払いもできるのです。
税金をレジで現金払いすることはもちろん、nanacoカードで払ってもnanacoのポイントは1ポイントもつきません。しかし、クレジットカードからnanacoカードにチャージすることで、クレジットカードポイントがバッチリつきます! 仮に総額100万円分をポイント還元率0.5~1.2%のクレジットカード経由で支払ったとしたら、5000~1万2000円相当のポイントがつくことに。そう思うと、かなりお得だと思いませんか。
公共料金や普段の買い物もポイント二重取り
ガスや水道、電気代から、通信販売で買った商品の支払い、nanacoカードと提携しているイトーヨーカドーなどでの支払いも、このnanaco×クレジットカードチャージを行うことでポイントが二重取りできます。
8、18、28日は「ハッピーデー」として、イトーヨーカドーの商品がほとんど5%オフ。アリオ・イトーヨーカドー専門店ではnanaco利用でポイント2倍の日などもあって、大変お得です。
「まだnanacoカードを持っていない」という人は、8、18、28日の「ハッピーデー」を利用して作りましょう。nanacoカードは、発行するのに手数料300円かかりますが、「ハッピーデー」であれば、条件付きで入会手数料が実質無料になることがあります。
また、セブンイレブンでときどき新規入会キャンペーンを実施しているので、その機会を利用するのも手です。
貯まったポイントで好きなスイーツや家族との食事も
セブンイレブンのほかにも、イトーヨーカドーをはじめ、デニーズ、マクドナルド、アカチャンホンポ、ミスタードーナツ、ヤマト運輸など、幅広いお店で使うことができるnanacoカード。
「チャージするときに、紐づけされたクレジットカードを使う」というひと手間を加えるだけで、ポイントが貯まるスピードが加速します。貯まったポイントは、家族との外食の支払いで使ったり、コンビニで好きなスイーツを買うというのもおすすめです。また、貯まったポイントと同額相当の現金を貯金していけば、無理なくお金を貯めることもできるのです。
※nanacoカードへのクレジットカードチャージは1ヵ月20万円まで。1ヵ月15回/1日3回まで
※2018年6月4日現在のデータを元に作成しています
著者:生方正
出版社:あさ出版
価格:1512円(税込)
取材、文・長瀬由利子 編集・山内ウェンディ