イヤイヤ期の子どもに感じるイライラが苦しい……。つらさを心の余裕に変えるために必要なこととは
子どもを育てる立場になり、子育ての難しさを痛感しています。
「赤ちゃんや子どもが大好きで、ママになったらいつもニコニコして子育てができる」そんな風に感じていた自分が恥ずかしくなるくらい、キラキラした日々ばかりではないのが子育てです。
育児に関しての悩みは人それぞれですが、ママたちの多くが最初にぶつかる壁は「イヤイヤ期」ではないでしょうか。
今まさにそのイヤイヤ期真っ只中で悩んでいるママから、ママスタコミュニティへ相談がありました。
『2歳半の娘のイヤイヤでイライラしてしまう自分の余裕の無さに悲しくなる毎日です。子どもにも人格があるので、思い通りになんて行くわけないと、頭では分かっているのですが……。朝から晩までイライラして、大変だと話しても、あまり分かってくれない夫にもイライラして、余裕のない自分にもイライラして、ここ最近元気が出ません。
イヤイヤ期が終わったら、叱ることはあっても今よりイライラしなくなるものでしょうか?』
この相談に対して、お子さんのイヤイヤ期を乗り越えてきた先輩ママたちからたくさんのアドバイスが寄せられていたので、ご紹介します。
子育てのイライラに終わりはない
いきなり結論をお伝えすると、子育てにおけるイライラに終わりはありません。でも、イヤイヤ期には終わりがあります。
『いつかそのイヤイヤが愛おしく思えるよ。だって本当のイライラはこれからだから』
『娘が18だけど毎日イライラするよ。年齢によってイライラする内容は違ってきてるけどね』
『今、中3だけど、イライラは酷くなったよ』
『一生だよ~。そのイライラさえも愛おしく懐かしいと思えるくらい高校生男子、中学生女子にイライラさせられっぱなし。
イライラの種類が違うけど2歳のイヤイヤは数ヶ月~1年ちょっとで終わると思うよ!がんばって! 』
『2歳児に対してのイライラなんて思い出しても懐かしくて笑える。大変にしかならない』
イヤイヤ期を乗り越える必殺技
先輩ママたちからすると「イヤイヤ期? そんなのかわいいものよ」なのかもしれません。でも今まさに悩んでいるママたちにとっては、「半日だけでもイライラせずに過ごしたい」という気持ちでしょう。
そこで、先輩ママたちの「私はこれで乗り越えた」という最高の作戦をご紹介します。
『右から左へ受け流す戦法。あーイヤだねーイヤだねーウンウンー分かるよー! でもー! お残しは許しまへんでー! ひたすら受け流す!
次に、怒りん坊記念撮影戦法。さー! 今日も怒りん坊ー怒涛のイヤイヤ攻撃が始まりましたー! 母は負けません! おっ! 奥義! ブロックぽいぽいです! 素早い! 母も負けじとお片付けファイヤーで応戦します! フヮアタタタタタタ! などと実況中継すると良いでしょう。
最終形態といたしましては、必殺雲隠れ。もう、引きこもりニートがやるがごとくに体育座りして部屋の隅で一旦落ち着きましょう。もしくは布団を被ってバカヤローなどと叫びましょう。感情のリセットです』
『子どもと一緒になってイヤイヤごっこしてたらバカバカしくて楽しかった』
筆者の娘にもイヤイヤ期がありました。そのころは、娘のイヤイヤ期より、娘に対してイライラしたり、怒ってしまう自分に落ち込んで泣いていた記憶があります。
「この子をこんなに怒る日が来るなんて……」とショックを受けたことも数えきれないほどあります。でもイヤイヤ期を卒業した現在では、イヤイヤ期のときよりもずっと厳しく娘に接している現実を筆者は目の当たりにしています。
イヤイヤ期の間だけ、ママがイライラするわけではないのですね。多くのママたちが「イライラはこれからも続くよ」と話す意味が理解できます。
自分の意思ではどうにもならない子どもと向き合いながら、毎日親子で健康に1日を終える。当たり前のことのようで当たり前ではない日常を、気を張り詰めながら過ごしているママたち。ぴーんと張った糸のように張り詰めた気持ちは子育て中は一瞬たりとも緩むことはないのでしょう。
子どものイヤイヤ期にイライラしてしまう自分に落ち込む前に、1人になる時間を30分でも持つことを考えてみてはいかがでしょうか? 旦那さんが子どもと遊んでいる間、15分だけでもお昼寝をしてみてください。
イライラしないのは不可能ですが、「イヤイヤ」を受け流せる心の余裕を作ることができます。
きっと、子育て中のママたちに必要なのは、イライラしないことではなく、イライラとうまく付き合う方法を知ることなのかなと、先輩ママたちの意見を読み気づきました。
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