＜正体バラす？バラさない？＞クリスマスの悩み「親友に隠し事したくない」親の対応は？【後編まんが】
前回からの続き。もうすぐクリスマスがやってきます。わが家のクリスマスはいたって普通で、24日の夜に娘のミユの枕元にプレゼントを置いておき、25日の朝にミユがプレゼントを開けるのです。ミユは昔からかわいいものが大好き。そんな娘の願いをかなえてあげるのが毎年の楽しみでした。ところが、今年はついにサンタクロースの正体がバレてしまいました！ そして、「サンタを信じている友だちにどう接すればいいのかわからない」という今までにない悩みが生まれてしまったのです……。
「ウソとか隠しごとは仲がいいほどしたくないよね……」
ミユの気持ちは、私にも身に覚えがありました。悪意があってしていることでなくても「これでいいのかな？」と不安や後ろめたい気持ちになってしまうのでしょう。
コウジがクリックをすると動画が流れ始めました。まだミユが小さかった頃のクリスマスの動画です。
動画にうつっている、幼かった頃のミユ。
毎年クリスマスの朝、プレゼントに大喜びしている姿が次々とうつしだされます。
「サンタはいないと親友に言えなくて、ウソをついているようで辛い」というミユの悩みは、「サンタはいる。想像しているものとは違っただけ」と考え方を変えてもらうことで解決したようです。
サンタクロースを信じられる時期は、あっという間にすぎるものなのかもしれません。今まで私もコウジも、ミユのうれしそうな姿にあたたかい気持ちになっていました。
子どもの成長に合わせて考え方も変わっていくでしょう。なにに気づいていくのかはその子のペースもあるし個性もあります。その都度家族で話し合って、子どもたちの夢や希望がなるべく守られますようにと願ったできごとでした。
そしてあらためて、家族にとってすてきな思い出をつくってくれるサンタクロースの存在に感謝です！
原案・編集部 脚本・もえこ 作画・あをきちなつ
