<キッパリ義母は非常識>結婚式でも口出しされ…ニガイ思い出⇒夫「ちょっと待った!」【後編まんが】
前回からの続き。私はサトミ。義母に義姉の子どもたち(小2と3歳)に渡すお年玉の額を聞いたら、はっきりと金額を指定されて驚いてしまいました。正直、「図々しい人」「非常識な人」という印象を持ったのですが……夫からみると私のほうに非があるようです。そもそも私が義母に対してマイナスの感情を抱いているから、マイナスに受け取るのではないかと夫に言われて、腑に落ちるところがあります。そのきっかけとなったのは結婚式でした。私と夫の結婚式なのに、義母に従わなければいけない状況が何度もあったのです。
とくにひどかったのは結婚式のとき。義母はたくさんの口出しをしてきました。
私は「ぜんぜん自分で決められなかった! 自分の結婚式なのに!」と昨日のことのように思い出して、またムカムカしてきました。しかし、夫は「ちょっと待ってよ! それってぜんぶサトミが『どう思いますか?』って聞いたから、母ちゃんは答えただけじゃん!」と、義母を庇いました。
夫はたとえ話をしながら、「そうしたら俺が『作ってもらう人が要求するなんて図々しい!』って怒るの。どう思う?」と私に問いかけました。私は「……じゃあ聞かないでよ。『ローストビーフ作るね』って最初から言ってと思う」と、気まずそうに答えました。
私は「常識」とか「普通は」と言いながら、自分の基準だけで考えていたのかもしれません。その基準からはずれていたことがきっかけで、「義母は失礼な人」と決めつけてしまった……。夫の話したたとえ話がとても腑に落ちて、私のわけのわからない「常識」を義母に押し付けていたのだと気づき反省しました。
確かに義母は私がアドバイスを求めたからアンサーをくれただけなんですよね。思い返してみたら、義母が自分から口出しをしてきたことはないと気がつきました。
お年玉の額をきっかけにして、自分の考え方のズレと、義家族との付き合い方がわかってよかったです。これからは、自分のなかで決まっていることは聞かない。それを徹底しようと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・チル 編集・横内みか