<もてなす義母、甘える家族>義実家での集まり「お義母さん、台所でずっと動いてる」【第1話まんが】
私はチカ(40歳)です。夫のユウイチロウと結婚してからというもの、大みそかからお正月にかけて、義実家で1泊するのが毎年恒例となっています。私たち家族に加え、義兄家族、義弟家族が集まるのでとっても賑やか! みな同じ県内に住んでいますが、義両親合わせて4家族が集まるのはお正月くらいです。しかしそんなお正月の時期になるたび、私には気がかりなことがあるのです。それは……。
大みそかの夜。私たちが義実家へ到着すると、義父が出迎えてくれました。
義弟家族と義兄家族は、私たちより一足先に到着していました。大人たちはすでにお酒を飲みはじめているようです。
夫のユウイチロウは男三兄弟の次男です。正月には長男家族と三男家族もやって来ます。私たちが義実家に到着したころには、すでにみんなそろっていました。こうしてみんなで集まると「1年って本当にあっという間だなぁ」とつくづく感じます。みんなでひとつの机を囲んで、賑やかに過ごすのが楽しみです。
夫と子どもたちは輪に合流しますが、私はエプロンをつけキッチンへ向かいます。するとすでに義弟嫁のユウミさんが、お義母さんと料理を作ってくれていました。「いらっしゃい」「おひさしぶりです!」お義母さんとユウミさんは、明るく私を出迎えてくれます。
今夜はすき焼き。大みそかに毎年お義母さんが作ってくれるメニューです。一見テキトーに調味料を入れているように見えるけれど、何を作ってもバシっと味が決まるお義母さんは「真の料理上手」。私たち家族は、毎年このすき焼きを楽しみにしています!
お義母さんもずっと台所仕事をしていて疲れているだろうに、私たちを労って、「休んでいて」と言ってくれます。お義母さんはいつも私たち家族をもてなしてくれます。ゆっくり休んだり座ったりすることなく、台所で料理を作って私たちをもてなしてくれるのです。
私はお正月にみんなで義実家に集まるたびに気になっていること。それは、お義母さんがいつも立ちっぱなしで動き回っていることです。「私が代わるから、お義母さんがゆっくり休んで」と言っても、「いいんだよ、私は」と休もうとしないのです。毎年大みそかは義実家に義兄家族、義弟家族、私たち家族が来ててんやわんや……。
お義母さんがいつも立ちっぱなしで動き回っていること、台所にいる私たち以外の大人は気にならないのでしょうか……?
原案・ママスタコミュニティ 脚本・煮たまご 作画・ちょもす 編集・横内みか