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「英検」は幼児でも受けられる!受験前に確認しておきたい6つのポイント

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近年、英語教育への感心の高さから、実用英語技能検定、通称「英検」を受験するお子さんが増えているそうです。幼いころから英語にふれさせ、技能を身につけさせようという動きですが、それに伴い、子どもたちや保護者の試験会場でのマナーも問題になっているようです。「子どもの腕試しに受験させてみようかな?」と考えている保護者の方に、受験前に確認して欲しいポイントをまとめました。

ポイント1:保護者と離れても落ち着いていられるか

英検の一次試験と二次試験では、解答用紙・面接カード等の必要事項の記入の代筆や補助の為に、保護者も試験教室や受験者控え室への入室を許可されています。しかし、代筆や補助が終われば、受験者のお子さん以外は退室しなくてはなりません。一人で試験に臨まなくてはなりませんので、初めての場所で、一人で座って受験することができるということが大前提になります(もちろん、心配性の親御さんも、子ども一人に試験を任せらせるよう、心の準備をしておきましょう!)。

ポイント2:教室で静かに決まりを守って一人で試験を受けられるか

試験時間は、受験する級にもよりますが、およそ一時間以上はあります。お子さんが長い時間我慢をできるか不安になってしまう場合、受験はもう少し先に延ばした方が良いでしょう。また、他の受験者の方に迷惑になるような、教室内の立ち歩き、問題の読み上げ等の行為もマナー違反です。試験監督から注意された場合や、決まりを守れない場合は、退場、失格になってしまうこともあります。

ポイント3:高校や大学の椅子や机で試験を受けられる

英検の会場となるのは、多くの場合が高校や大学の校舎などです。受験のために特別な用意はありません。普段、子供用の机や椅子を利用している場合、大人用の机や椅子にきちんと座ることができるかも確認しましょう。ただし、一次試験では調整用に座布団やクッションの持ち込みが許可されているので、椅子の高さが足りない場合に備えて、用意しておくと安心です。

ポイント4:自分の気持ちをきちんと伝えられる

もし試験中にトイレに行きたくなった、あるいは体調が悪くなってしまったというときに、きちんと挙手して、試験官に伝えられるかも大切なポイントです。実際の試験では、途中で体調が悪くなったのか真っ青な顔で泣き出してしまったお子さんがいたそうです。初めての場所や知らない人たちとの受験はきっと緊張しますよね。試験前までは元気でも、急に体調が悪くなることも考えられます。お子さんがしっかりと自分の状況や気持ちを伝えられるようになってから受験しましょう。

ポイント5:過去問を解いたことがあるか

幼児が受験する場合、問題文が読めなかったり、内容を理解することが難しかったりという場合があります。英検の問題は同じ構成であることが多いです。過去問を練習することで、当日も慌てず問題に取り組むことが出来ます。試験前に必ず一緒に過去問を解いておきましょう。

ポイント6:マークシートへの記入方式に慣れているか

過去問を解いていれば大丈夫かと思いますが、回答はすべてマークシートに記入しなくてはなりません。問題冊子にメモをすることは許可されていますが、後でマークシートに回答を写す時間は設けられていません。試験時間内にしっかりとマークシートに記入することができるよう、練習しておきたいですね。

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以上、英検の受験前に確認しておきたいことをまとめました。最近は幼稚園でも英語のレッスンが受けられたりと、英語教育がとても身近になったように思います。もし上のチェック項目を確認して、まだ受験は難しいかなと感じた方には、英検Jr.というものもありますので、そちらを検討してみても良いかもしれませんね。あまり早い段階で受験してしまうと、緊張や不安からトラウマになってしまうこともあるかもしれません。親がきちんと見極めて、子どもが楽しめるよう工夫したいですね。

文・Sugao

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