<義母、距離つめすぎてムリ>「優しい姑になる!」決意がすべて裏目に【第7話まんが:義母の気持ち】
前回からの続き。私は現在、夫と息子夫婦との4人暮らしです。息子のテツヤが連れてきたお嫁さんのヒトミさんは、とても穏やかで優しい女性です。この子となら一緒に暮らして上手くやっていける、そう思っていました。たくさん話をしたいし、いろんなことを教えてあげたい。そう思って私なりに積極的にコミュニケーションを図ったつもりでした。しかしやればやるほどヒトミさんとの距離は遠くなり、挙句の果てには息子に怒られる始末です。ヒトミさんはそんなに私のことが嫌いなのでしょうか……? 私はただ同じ家に暮らす住人同士、仲良くしたかっただけなのに……。
私は、自分の姑とは不仲でした。しかし夫は次男だったため同居もなく、ほどなくして姑は他界したため、そこまで長期間の交流はありませんでしたが、息子のテツヤが結婚したときは私は絶対に優しいお姑さんになろう! と心に決めていました。
私はヒトミさんと仲良くなりたかったのです。だから一緒に作業できそうなときや、タイミングが合いそうなときを見計らってなにかにつけて声をかけてきたのに、ヒトミさんは「仕事」を理由にいつも断ってくるのです。挙句の果てに、自分の気に入らないことをすべてテツヤに告げ口をするのです。おかげで私はいつもテツヤに怒られる羽目になる。悪循環もいいとこです。夫も息子夫婦の味方のようで頼りになりません。
テツヤは私の言い分も聞かずに全面的にヒトミさんの味方をするだけなので、徐々に私とヒトミさんのあいだに距離ができてしまいました。でも、私はヒトミさんとコミュニケーションをとることを諦めませんでした。この日も、ヒトミさんに頼み事をしようと思って部屋にいくと、仕事をしているはずのヒトミさんがいません。パソコンがつけっぱなしでした。よかれと思ってしたことが、まさかこんな大ごとになってしまうなんて……。
私はずっとヒトミさんと仲良くなりたいと思っていました。一緒にお料理をして、いろいろな話をして「いつか本当の母娘のようになれればいいな……」そう思っていたのです。
それなのにヒトミさんは私が何か言うと、そのことが気に入らないのかすぐに息子のテツヤに告げ口をします。そしてテツヤも事の真相を確認しないまま、ヒトミさんの言葉を全面的に信用して一方的に私を責めてくるのです。そんな日々が続いていたこともあって、私だって面白くありません。それでも私はヒトミさんに歩み寄り続けたつもりだったのです。
間違えてパソコンを消してしまったことについても謝ったのに、ヒトミさんは私を突き飛ばし、暴言を吐きました。こんな子だとは思ってもいなかった……! 私は怒りが収まりませんでした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・よし田 編集・石井弥沙