<お酒がないとダメ?>晩酌しない夫婦ってどうコミュニケーションを取っているの?
夫婦間においてコミュニケーションはなによりも大切ではないでしょうか。特に子どものことや仕事のこと、何気ない雑談など会話を通してお互いの仲を深めたり、情報共有したりする時間は必要不可欠ともいえますよね。そんななかママスタコミュニティには「夫婦で晩酌しない人のコミュニケーション」と題して、こんな投稿が寄せられました。
『夫婦どちらか一方、または両方が飲めない夫婦ってじっくり話し合う機会をどこで設けるのでしょうか? うちは夫婦でお酒好きです。なんとなく飲みたい夜は2人の子どもを早く寝かしつけ、そーっとリビングに移動。お酒とおつまみを用意し、テレビを見つついろんな話が始まります。そのうちテレビも消して真剣に話し合う状態になります。子どもの将来の話、お互いの実家の話、仕事の話、子ども時代の話など。気づくと遅い時間になっていることが多く、その後はほろ酔いですぐに寝てしまいます。
旦那とのコミュニケーションは大抵晩酌です。でも、もし片方が飲めなかったらコミュニケーションゼロな生活だと思います。それもどうかと思いますが、喧嘩もせず精神的に落ち着けるのはたまにこうしてじっくり話し合うからだと思うので、飲めない人たちはどうしているんだろうと気になりました』
投稿者さん夫婦はともにお酒が好きなようで、2人で夜に晩酌をすることを楽しみにしている様子。お酒が入ると真面目な話ができたり深く話し込んだりと、素面の普段とは違う時間が過ごせるため、その時間のコミュニケーションをとても大事にしていることがうかがえます。一方で、自分たちとは違ってお酒を飲めない夫婦は、晩酌タイム以外にどのようにコミュニケーションを取っているのかが気になったのだとか。この投稿にさまざまなコメントが寄せられていました。
飲めなくても車中やランチのときなど夫婦で会話する時間はあるよ
『旦那は飲むけど私は飲まない。私がよく喋るから話はたくさんしている。休日の買い物に行く車中、帰ってから料理を一緒にするときとか話すよ。子どもたちもそれを聞いていて「パパとママは仲が良い」と思ってくれている』
『旦那は下戸だけど、コーヒー牛乳を飲みながら私に付き合ってくれていろんな話をするよ。あとは、たまに2人で行く散歩のときかな』
『寝かしつけたら、2人で昔のアニメとか見ながらお菓子を食べてまったりしている』
夫婦ともにお酒が飲めなかったり片方が飲めなかったりすると、投稿者さん夫婦のようにお酒とおつまみを用意して深夜まで晩酌タイムを設けることはないでしょう。しかしママたちは、夜の晩酌タイムがなくても、日常生活のなかで何気ない会話をしていることがうかがえます。買い物に行くときや料理中、散歩中などそばに子どもがいたとしても十分に会話できますよね。また、お酒が飲めなくても子どもたちが寝たあとにお菓子を食べたり、お茶やコーヒーを嗜んだりしながら夫婦の時間を楽しんでいるというコメントも多かったです。
『うちはドライブによく行くから、運転中にたくさん話しているよ』
『2人でランチに行って喋るよ』
また多かったのが、運転中や夫婦だけでランチに行くなどしたときに話しているという意見でした。運転中はお互いの顔を真正面から見るわけではありませんが、同じ方向を見ているからこそ話しやすい雰囲気にもなりますよね。子どもの年齢や仕事時間などによっては、夫婦だけで食事に行く時間を作ることも可能でしょう。そうしたときにはお酒がなくても自然と会話が弾むのではないでしょうか。
大事な話こそお酒が入っていないときのほうがいい
『夫婦ともお酒を飲むけど、真剣に話し合うときは飲んでいないときだわ』
『何でもない会話でコミュニケーションしたいなら、どちらかが飲んでいなくても会話はできる』
一方で「真面目な話をしたいときはむしろお酒がないほうがいい」という意見も多くありました。子どもの進路の話やお金の話など、大事な話こそお酒なしで会話しているというママたち。話を掘り下げてみると、飲みすぎて話し込んでも翌日には記憶がなかったり、感情的になって喧嘩に発展したりと、お酒の場で真面目なことを話すリスクも生じるという内容でした。たしかにお酒を飲んで話をすると、発言内容を相手が覚えていなかったり、逆に自分が覚えていなかったりとトラブルに発展してしまう可能性も。
『飲むと言わなくていいことを言ってしまうから、後々ビクビクされることもあって不利。私しか飲めないから』
『うちはもともと私もお酒好きだったので、夫婦で飲む家だった。でも、私が完全にお酒をやめてからは酔っ払っている旦那を私が適当に聞き流して、シラーっとしている感じ。お酒をやめてみて思ったのは、大事な話はお酒を飲んでないときがいい』
夫婦がお互いに飲める、もしくは飲めない場合はいいものの、どちらか片方しか飲めない場合はお互いに配慮が必要になってきますよね。「旦那がお酒を飲んでいたら、大事な話はしないようにしている」というコメントもありました。自分だけが酔っぱらっているときは、素面の相手に迷惑をかけない。一方で、相手が飲みたいときには自由に飲ませて機嫌よく話してもらう。片方だけが飲める夫婦においては、不要な夫婦喧嘩やトラブルを避けるために、こうした配慮や気遣いをしていることがうかがえました。
アルコールの力を借りなくてもコミュニケーション取れる夫婦関係
『夫婦で晩酌はしないけど、コミュニケーションは朝の出勤前に旦那の寝室に行って旦那が準備やコーヒーを飲んでいる横で話したり、旦那が休みのときに私のパートのお迎えをしてくれるので、その車内で話したり。子どもの進路話はお互いに時間を作ってリビングで話すよ』
『日常のなかで話すから晩酌は必要ないかな』
『アルコールの力を借りなくてもコミュニケーションは取れる夫婦関係だと思う』
『いろんな家庭があるし、いろんな性格や相性があるよ』
投稿者さん自身はお酒がない状態だとお互いにふざけ合うことが多いそうで、お酒が入ることで悩み相談ができたり、会話のラリーが続いたりするんだとか。そのため「素面で何時間も会話できる夫婦ってすごいと思います」と綴っていました。しかし多くのママたちは、普段の何気ない時間やちょっとした隙間で会話をして、コミュニケーションを取っている様子です。また家族や将来に関わるような大事な話は、まとまって夫婦の時間を取るなどして、お酒抜きで話し込むことも多いようですね。もちろん投稿者さんのように晩酌を楽しみ、その時間に大事な話もできる夫婦関係も素敵なこと。夫婦の数だけコミュニケーションの方法や会話のやり方もあるわけですから、優劣などもありません。ママたちが普段どのように夫婦でコミュニケーションを取っているかをリアルに垣間見れた投稿でした。
文・AKI 編集・kunel イラスト・松本うち
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