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<嘘つき……>「パパが医者」「別荘がある」子どもが周りに嘘ばかりついて恥ずかしい。対処法は?

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イラストレーター・善哉あん

子どもの嘘には、かわいい思い込みや自分を守るための嘘、相手に承認してほしいといったさまざまなタイプがあるのではないでしょうか。手を洗っていないのに怒られたくなくて「手を洗った!」と言うような、小さな嘘なら耳にしたことのあるママも少なくないでしょう。ただ子どもの嘘も度がすぎると困りものです。

『嘘つき癖のある子に悩まされています。真っ赤な嘘を友達や先生に言います。あちこちで嘘を流すため、毎回学校の連絡帳に「誤解です」「嘘です。申し訳ありませんでした」と書いてまわり、トラブルの芽を摘んでいます。どうすればいいでしょうか』

こちらはママスタコミュニティに寄せられたあるママのお悩みです。しかもお子さんがつく嘘は、家族にまつわるものが多いそうです。「パパは大学病院の外科部長なの」「ボクんち軽井沢に別荘があるんだ」「おじいちゃんは漁師で毎日マグロ食べるの」「明日ボク新しいおうちにいくんだ」などなど……。家族が経歴詐称をしているかのような嘘は恥ずかしいですし、やめてほしいですよね。子どもが嘘をつくたびに投稿者さんは火消しの対応に追われているようです。このお悩みにママスタのママたちはどう答えたのでしょうか。

意外と周りにいる!?嘘をつく子どもたち

『友達にいたな、こういう子。「電気の中に電気の王国があって、いつも遊びに行くの!」「私は王女様と暮らしているんだよ、すごい?」という嘘をついていた』

『娘の友達にもいた。携帯を持ってないのに持っているというので、「アドレスを交換しよう」と言うと「今調子悪くて修理に出している」「今日はお姉ちゃんに貸した」とか言っていた』

『息子の同級生が「俺はこれを持っている」系の嘘をつく子で、もう周りも嘘つきだとわかっていたので放っておいていました。学年上がるごとに友達は減り、それでも嘘は治らない。嘘をつかなければ、性格も明るくて楽しくて人から好かれるタイプなのに……』

こちらのママたちは周りに嘘をつく子どもがいると教えてくれました。「まだ幼い子は、嘘というより空想の話をしているのかもしれない」といった指摘もありました。小さい子であれば、現実と空想の境がはっきりせず、自分の願望や空想を現実のように話す子もいるのでしょう。それならばかわいい嘘と言えそうです。ただ投稿者さんのお子さんは「外科医」や「別荘」「新しい家」といった、いかにも世間の人々が憧れそうなものを口にしています。大人に認めてもらいたいのでしょうか。なぜこうした嘘をついてしまうのか気になります。

嘘をつく子どもの心理とは?

『「自分が他より優れていると思わせたい」という打算が働いているわけでしょ。バレる嘘を平気でついて、その結果がどうなるかまでは考えられていないよね』

『私も高校のときまで、嘘つきだったよ。大学、就職と人間関係に恵まれてからは、全く嘘をつかなくなった。息子さんの今の人間関係が気になる』

『うちの子も同じです。うちは「かまってほしい」「注目してほしい」という気持ちからだと思います。6歳離れて弟が産まれたので。でも、十分にかまってあげているつもりです。下が産まれたのだから今までと全く同じようには無理があるし。どうしたら治るのですかね』

自慢するような嘘には「人からの注目を集めたい」「うらやましがられたい」という心理があるというママたちもいました。なかにはお子さんの赤ちゃん返りを見てきた経験から「かまってほしい」気持ちがあるのではと教えてくれた人も。投稿者さんのお子さんは何かをきっかけに急に嘘をつきはじめたわけではないようですが、年齢が上がるにつれて自分と他人と比較することが多くなり、自分をよく見せたいと思うようになったのもしれませんね。

また子どもの場合「嘘をついている自覚がないのかも」といった指摘も寄せられました。本人に嘘をついている自覚がないと、改善しようにも難しそうです。まずは自分が嘘をついていること、そのせいで周りが困っていることを分かってもらうことが大切かもしれませんね。

子どもに嘘をつかせない対処法とは?

『お母さんや周囲の大人は辛いと思うけど、嘘をつくとモヤモヤとした気持ち悪い状況に追い込まれるってわからせるのがポイント。叱らず、ジワリジワリと根気よく都度やってみて』

『嘘のタイプはいろいろだけど、子どもの場合リアルとの差を埋める逃避行為だったりすることもあるから、人格否定や叱りつけはよくないと思う。否定するより、怪しいことを聞き返すのが一般的な対応。あくまで怒らず、対話する』

ママたちのアドバイスによると、叱る対応は嘘つきを助長させてしまって逆効果だとのこと。子どもとの対話のなかで嘘をついたことを自覚させるのがいいようです。例えばお子さんが「僕のお父さんは大学病院の外科部長だよ」と言ってきたら、「本当に?」「どこの部長さん?」「何外科なの?」「私のおじさんは耳鼻科の部長だからお友達だね。今度お父さんと話してみても良い?」などと返してみる方法があるそうです。対話しながら子どもの話の内容を修正していくのがいいのですね。嘘はすぐバレてしまうものとわかって気まずい思いをすれば、いずれつかなくなることでしょう。

さらに嘘をついてしまう理由も探ってみるといいでしょう。かまってほしくて嘘をつくようであれば、スキンシップを増やすように日常の関わり方も見直すといいかもしれません。そして承認欲求から嘘をつくのであれば、別の機会でありのままのわが子を肯定してあげられるよう意識するといいのではないでしょうか。

それでも過度な嘘つきがおさまらなければ、どうしても人から注目を浴びないと気が済まないといった心の闇があるかもしれません。ママひとりで抱え込まず、専門家など相談できる先を探してみてくださいね。子どもがしょっちゅう嘘をつくときは、ぜひその裏にある気持ちに目を向けてみてください。

文・安藤永遠 編集・井伊テレ子 イラスト・善哉あん

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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