<搾取される同居>住まわせてやってる?義父の「厚かましい」発言に……ガマンの限界【第3話まんが】
前回からの続き。わが家は私(ジュンコ)と夫のリュウタ、娘のマリ(5歳)の3人家族。私はフルタイムで働くワーキングマザーです。結婚したばかりの頃はアパート暮らしでしたが、夫の単身赴任を機に義実家をリフォームし同居をすることに。リフォーム費用はうちがもったので、家の名義を夫に変更しました。生活費も8割うちが出しているので、わが家の家計はいつもギリギリ。そんなある日、夫の妹(モモエさん)が家を建てるにあたって、義父から退職金の半分をもらったという事実が判明しました。生活費をうちのお世話になっておきながら、モモエさんにはそんな大金を……!? これまで頑張っていた分、張り詰めていた気持ちがぷつりと切れてしまいました。
義両親が生活費を出さないのは、まだ我慢できました。この土地に家を持たせてもらえたのも義両親のおかげであることは事実だからです。それに義両親本人たちが退職金で遊ぶのなら、まだ納得ができるのです。これまで頑張って働いてきた自分たちのお金ですからね。しかし、退職金を半分モモエさんにあげたとはなにごと?
は!? 不公平!? 家だけなら、そうかもしれない。でもわが家が毎月義父と義母の生活費をほとんど払ってるのです。
家は夫名義にしてもらったとはいえ、リフォーム代は私たち夫婦が払っています。それに、私が節約して頑張っているのに、食事が足りないだの、節約はできないだの言いたい放題です。マリはこれから大きくなってお金もかかってくるのに。夫は「騒いでももう仕方ないだろ~」と取り合ってくれません。
そもそも、金額的にいったらリフォーム代を私たちが払っている時点で、チャラになっているとも考えられるんだけど……むしろそっからは、うちの家計はマイナスになる一方なのに。
いつもいつも義両親の肩を持ってばかりの夫に、私はもう我慢ができなくなりました。
何度も夫にヘルプを出しました。もうギリギリだ、限界だって……。
私は洋服や自分のお給料で買った家電などを車に詰め込めるだけ詰め込んで、マリと家を出ました。ちょっと離れたところにある姉の家に、短期間だけ身を寄せさせてもらおうと思っています。
「この土地に住ませてやってるのに、何が気に食わないのか知らないけれど、リュウタにはここを、モモエには金を、どっちが得しているか計算もできないのかね?」と義父は威張ります。しかしいままで我慢していた分、私も反論します。「お言葉ですが、計算できないのはお義父さんの方では?」
「ここをくれてやったと言っていますが、確かに土地に関してはお義父さんたちに感謝しています。ただリフォームを全額負担しているのは私たちですよね。そこにお義父さんもお義母さんも住んで生活をしている。だったら本来は、そこでチャラなのでは?」
当初、生活費の負担に関しては、年金暮らしだからかなって、私は我慢してたけど、モモエさんにあげるくらいお金があるなら話は別です。
帰ってきてくれと言われても帰るつもりはありませんが、帰ってこなくていいと言われるなら、私にもそのほうが好都合です。理不尽なことをされて黙っているだけの女だと思ったら大間違い! 「家をくれてやる」なんて、さも私たちのためという顔をしておきながら、結局は息子夫婦にリフォーム代を出させ綺麗な家に住み、さらには生活費までおんぶに抱っこでお世話になろうとしているだけ。いい加減、私も我慢の限界を迎えたのでした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・物江窓香 作画・Ponko 編集・横内みか