<大金で老後の約束>泥沼の話し合いで兄弟ケンカ勃発!義母の同居は一体どうなる!?【第5話まんが】
前回からの続き。数年前の話です。私の名前はアツコ。同じ市内に住むひとり暮らしの義母が、義父が亡くなったのを機に「そろそろ同居したい」と言いはじめました。というのも義兄夫婦が「将来老後の面倒をみる」という約束のもと、15年前家を建てるときに義両親から大金を受け取っているのです。しかし同居話が持ち上がったとたん、義姉が「同居するなら離婚する」と拒否して実家に帰ってしまいました。義兄は「そちらの家で同居してもらいたい」と頼んできますが、夫は「多額の援助をこちらに渡すのが条件だ」と断り続けています。
その後、夫が義兄に「義姉さんと話し合った?」と何度か連絡したのですが、「まだ話し合えてない」「難しいと思う」などとなんとも煮え切らない様子です。
そして週末。義兄の家に、私たち夫婦、そして義姉が集まりました。義姉は義兄に頼み込まれて渋々来たようです。最高潮にふてくされています。
私は話を聞いて、義姉のナツミさんに同情しました。しかし……。(お義母さんのお世話を丸投げされそうになっているのはたしかに気の毒だけれど……でも、援助を受け取っておきながら、約束を破るのは許せない)それは夫も同じだったようで……。「そんなに同居がイヤだったら、どうして援助を断らなかったんですか?」
「リュウイチが勝手に決めちゃったの! 私は反対したのに」「なっ……! お前だって家計が楽になったって、子どもたちの学費に多く回せるって喜んでただろ!」義兄と義姉は一触即発の雰囲気です。ここでケンカがはじまっては話が進まないと判断した夫は、やんわりとなだめます。
「まあまあ、落ち着いて。とにかく母さんをうちでひきとるとしたら、もらった援助と同額をうちに渡してもらうのが条件だよ」
「感情論にすり替えるなよ! そもそも約束を破ろうとしているのはそっちだろ、いい加減にしろ!」義兄と義姉をやんわりとなだめようとした夫。しかし今度は感情的になった義兄が夫に突っかかり、ついにブチ切れた夫が言い返してきょうだいゲンカがはじまってしまいました。もうめちゃくちゃです。なるべくみんなを刺激しないよう、この場をおさめる方法を考えなくてはと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子