鍋料理を作った旦那に「それは子どもに食べさせないで」と言ったらキレた!安全を優先しただけなのに
旦那さんが食事の準備をしてくれるのは、ママにとってとてもありがたいことですよね。しかし、それがきっかけで、食事の雰囲気が悪くなることもあるようです。ママスタコミュニティのあるママから、こんな相談が寄せられています。
『私、旦那、子ども(4歳)の3人家族で、フルタイム共働きです。今日、旦那が午後から休みだったので、夕食に鍋料理を作っほしいと頼んでいました。子どもは卵・魚アレルギーなので、旦那は豆腐と牡蠣を買ってきました。牡蠣が苦手な私は難色を示したのですが、旦那は「俺が1人で食べるよ」と何事もなく答えていました。
しかし、旦那が牡蠣を食べていると子どもが興味を示し、「私も食べたい!」と言い出しました。子どもは今まで牡蠣を食べたことはありません。旦那が子どもに与えようとしましたが、私が「牡蠣はあたるかもしれないから危ないよ」と止めると、旦那は急に機嫌が悪くなりました。そして、「だったらお前も何も食べるな!」と怒って、以後ダンマリを決め込みました。
牡蠣を食べさせるのを止めたことに後悔はしていません。しかし止めただけで「何も食べるな!」とキレた旦那に対し、私はどうすればよかったのでしょう? 本当は旦那に聞くのが一番ですが、一切口をききません……』
旦那さんに夕食を作ってほしいとお願いしたところ、牡蠣鍋を作ったそうです。投稿者さんは牡蠣が苦手で、牡蠣にあたることを心配しています。また、お子さんは卵と魚のアレルギーを持っていることもあり、ますます牡蠣には不安を感じてしまいますね。そんななかお子さんに牡蠣を食べさせようとしていたら、止めたくなっても無理はないでしょう。一方旦那さんは、投稿者さんの態度にひどく苛立ちを感じてしまいました。投稿者さんと旦那さん、それぞれの思いがぶつかり合ってしまっていますが、他のママたちからも意見が届いています。
食材に牡蠣を選ぶ旦那さんに疑問を感じる
『内心では投稿者さんの気持ちは当然だよ! と思うよ。妻が牡蠣嫌いなのに牡蠣鍋を選ぶところや、アレルギーがある子どもに牡蠣を与えようとするところも』
『妻が嫌いな上に、子どもが食べられないかもしれない牡蠣鍋をチョイスした時点で、旦那が悪いと思う』
旦那さんは、投稿者さんの好みやお子さんのアレルギーを考えずに牡蠣を食材に選びました。旦那さんの好物で食べたかったのかもしれませんが、他の家族のことを考えていないように感じてしまいますね。旦那さんは思いやりがないのでは? そう思えてしまうママもいるようです。
せっかく作った鍋に文句を言われたら、カチンときちゃう
『用意したご飯を子どもの前で嫌いだから食べない! と言われた上に、「食べさせたら危ない」なんて言われたら、用意した側としたらかなりイラつくと思う』
『旦那さんは牡蠣にはあたったことがなくて、あたらないと思っているじゃないかな。私もその感覚はわかる。その上で、一生懸命用意したのに、子どもにあげるのを止めるのは、自分だけ悪者というか仲間はずれというか。そんなふうに扱われたという感覚なんじゃないかな』
自分が用意した食事に対して注意をされてしまったら、旦那さんはどのように感じるでしょうか。料理を作るには手間や時間がかかります。もともと投稿者さんが牡蠣を食べないのはわかっていたかもしれませんが、せっかく作った鍋を全否定されたように感じたら、旦那さんが苛立つのも頷けます。
旦那さんに謝るのが先では?
『今回は「せっかく作ってくれたのに、ひどい言い方をしてごめんね」と謝った方がいいよ』
投稿者さんが、牡蠣にあたるかもしれないと心配する気持ちはわかりますが、ここは旦那さんに寄り添い謝るのが賢明ではないでしょうか。もし牡蠣にあたってしまったら、子どもが辛い思いをすることなどを踏まえて話せば、旦那さんも理解してくれるでしょう。
ちなみに牡蠣に「あたる」原因には種類がある
投稿者さんは今回、お子さんが牡蠣に「あたる」こと、いわゆる食中毒になることを心配している様子です。食中毒とは、食中毒のもととなる細菌やウイルスがついた食べものを食べることが原因で、げりや腹痛などの症状がでること。牡蠣の場合は、生だったり十分加熱しないで食べたりした場合に食中毒の恐れがあり、投稿者さんがお子さんを心配するのも自然なことでしょう。
また、食中毒の心配とは別に、お子さんには卵と魚のアレルギーがあるそうです。食物アレルギーとは、特定の食べものを摂取したあとにアレルギー反応がでて、皮膚や呼吸器、消化器などに生じる症状のことを指します。卵と魚のアレルギーと、牡蠣のアレルギーを引き起こすものとは別だと考えることができます。
ただ親としては万が一を考えてしまうものです。投稿者さんのお子さんは牡蠣を食べるのがはじめてとのこと。投稿者さんが「何の知識もないのに、食べさせたくない」と思う気持ちも理解できますね。今後のためにまずは食材について、双方理解を深めることから始めたいところです。
今後同じようなことが起きたら拒絶ではない言い方で
『アレルギー持ちのお子さんなら、「病院に行ける平日の日中に試そう」と言った方がよかったかも』
お子さんは牡蠣を食べるのははじめてです。万が一のことを考えて、すぐに病院に行けるように平日の日中のメニューに入れることを提案できますね。旦那さんへ子どもの安全が最優先と伝えれば、旦那さんの料理を否定している訳ではないと伝わるのではないでしょうか。
『「明日は仕事を絶対に休めないし、今日はやめておこうか?」みたいな、同意を求める感じで阻止する。拒絶ではない印象を与える言い方はいかがでしょう』
旦那さんの料理を食べさせないという、一方的に拒絶した言い方ではなく、「食べさせない方が安心だよね?」と、旦那さんの意見を聞いて同意を求める言い方もありますね。これなら旦那さんも自分の意見を言えて、お互いに納得できる着地点が見つかりそうです。
一緒に暮らす夫婦だからこそ、相手の気持ちを考えたい
『投稿者さんの考えは間違っていないかもしれないけれど、言い方ひとつで伝わり方は変わってくるから、気をつけた方がよいと思う』
食材の買い出しから始まり、時間をかけて作った料理。食材に難色を示されたり、子どもには食べさせないというようなことを言われたら、作った側は苛立ってしまうものです。今回のケースも、旦那さんが怒ってしまうのも無理はないでしょう。ただ投稿者さんとしては、子どものことを心配するからこその言葉でしたよね。お互いの考えがすれ違ってしまった結果といえそうです。
ひとつ屋根の下に暮らす夫婦は、素直に気持ちを伝え合うことが大切ですが、その伝え方が重要になってくるでしょう。これを伝えたら相手がどんな気持ちになるのか、自分だったらどう感じるか、想像できるとよいですよね。日々、相手を思いやったコミュニケーションが取れると、言葉かけ一つも変わってくるのではないでしょうか。
文・こもも 編集・kunel イラスト・Ponko
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