いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

<気を遣う前提?>【前編】アレルギーの子がいるイトコが「食べられないものは持ってこないで」と……

439_ママ友_ マメ美 (2)

相手の自分勝手な様子にイライラしてしまうことは、大人になってもよくあることではないでしょうか。「価値観が違うんだな」とお付き合いをやめられる関係性ならばまだしも、親戚のようにお付き合いが長く続く関係だとモヤモヤが募ってしまうかもしれません。今回の投稿者さんは、近所に住むイトコのことで悩んでいる様子ですよ。

『うちの近所に住むイトコの子どもはナッツアレルギー。一緒に何か食べるときには、親であるイトコに確認してます。イトコはいつも「うちの子が食べられないものは持ってこないで」と言っています』

イトコの子どもにはナッツのアレルギーがあります。投稿者さんが一緒に飲食をする場合には、食べられるかどうかを必ず確認することにしているのだそう。イトコからの誘いで近々一緒にピクニックに行くことになり、投稿者さんはわが子のリクエストでドーナツを持って行くことにしました。ドーナツのお店のWEBサイトを確認したところナッツは入っていなそうだったため、「よかったらそちらの分も買っていくよ」と気を利かせたそうです。

しかしイトコからは「安全かどうかわからない。そっちの子が食べてたら、うちの子も食べたがるに決まってる。ドーナツを食べるならうちの子がいないときにして」と言われてしまいました。モヤモヤした投稿者さんは「そっちから誘ってきたのに、その言い草? わざわざ調べて声をかけただけなのに、なんでそんなこと言われたうえにうちの子が我慢しないといけないの?」と言い返したのだそう。なんだか不穏な空気が漂っていますね……。

「気を遣ってもらって当たり前」のイトコは非常識!

『なんで「気を遣ってもらって当たり前」なんだろうね。投稿者さんも相手を考えて提案してるんだから、向こうも譲歩してくれたらいいのに。楽しくないよね』

『イトコが非常識でワガママなだけじゃん。配慮してもらって当たり前と思ってるのかな?』

「うちの子が食べられないものは持ってこないで」と言い放ったイトコに対して、ママたちは”非常識”とのレッテルを貼りました。イトコの発言から「”うちの子はアレルギーなんだから、気を遣われて当たり前”と思っているのでは?」と考えられてしまったようですね。イトコとしてもわが子が大切だからこその発言だったはずです。しかし大切にするあまりに他の人の気持ちをないがしろにしてしまったら、非常識だと思われることもあるのでしょう。

食べられないものを、本人が知っておくべき

『子どもがアレルギー持ちなんだけど、投稿者さんのような対応をしてくれたらありがたいと思うよ。アレルギー持ちの子がいると大変だけど、だからと言って他の子に食べるのを我慢させろとは言わない。そんなことばかり言ってると、給食とか遠足でのお菓子とか、余計に大変になりそう』

『「食べたがるから持ってくるな」っていうのは違う。アレルギーの子は自分にアレルギーがあることに慣れていかなきゃいけない。先々苦労するのは本人だから。自分で自分を守ることを覚えていかなきゃいけない』

ずっと親がそばについて、アレルギーの可能性がある食べ物を遠ざけることができるならばいいかもしれません。しかし子どもが大きくなるにつれて親の目が行き届かない場面が増えますよね。そんなときに食べられないものを子ども自身が知っておくことは、自分を守ることに繋がるでしょう。イトコは子どものためにも、食べられないものを教えておく必要があると考えられたようです。

ハッキリ伝えておいて良かったと思うよ

『イトコは投稿者さんに指摘してもらってよかったんじゃないかな。ママ友に同じことをしたらそっと疎遠にされそう……。投稿者さんに言われたことで気づけばいいよね』

『投稿者さんのやり方でいいと思う。ママ友にならちょっときつい言い方だけど、親戚でしかも近所ならそのぐらい言ったほうがいい。根本的にそのイトコとは合わない感じだろうし、近所だからって親しくするのも面倒くさいよね。これを機に程よい距離感ができるかもしれないね』

「うちの子が食べられないドーナツは持ってこないで!」と拒否したイトコ。その発言に対して投稿者さんもガツンと言い返しました。投稿者さんの反撃に、ママたちからは称賛の声が寄せられたようです。今回の投稿者さんの発言は、イトコにとってはややショッキングだったかもしれません。しかしこのことがきっかけになって、お互いの考え方が良い方向に進むといいですね。

ナッツアレルギーの子どもを持つイトコから「うちの子が食べられないものは持ってこないで!」と言われてしまった投稿者さん。「ピクニックに誘ったのはイトコなのに」「食べられるかどうか聞いただけなのに……」と、モヤモヤしてしまったのでしょう。今後の付き合いのことも考えると、ママたちの言う通り今回ハッキリと気持ちを伝えて良かったかもしれません。これからも適度な距離感を保って楽しくお付き合いできるといいですね。

後編へ続く。

文・motte 編集・みやび イラスト・マメ美

motteの記事一覧ページ

関連記事

<気を遣う前提?>【後編】アレルギーの子が食べられるか確認しただけなのに。配慮の仕方が違った?
前回からの続き。投稿者さんには近くに住んでいるイトコがいて、そのイトコの子どもはナッツアレルギーを持っています。先日イトコから「ピクニックに行こう」と誘われたため、近々一緒に出かけることになり...
<利用されてるんじゃ>【前編】「大人だけ」と決めたランチ会、友だちが毎回3歳の子どもを連れてくる
ときどき友だちと集まって話をするのは、とても気分転換になりますよね。特にママ友ではない昔からの友だちと会うのは、"ママ"という役割を脱ぎ捨てられる貴重な時間でしょう。今回の投稿者さんも定期的に...
<学童にクレーム?>【前編】「お金を払っていないからおやつなし」と言われたアレルギー持ちのわが子
放課後に子どもを預かってくれる学童は、お仕事や介護などのいろいろな理由で忙しいママたちにとって頼もしい存在でしょう。大切なお子さんを大人の方にしっかりと見ていてもらえるのは、とてもありがたいですよ...
参考トピ (by ママスタコミュニティ
アレルギーの子