母の手作り弁当を忘れて登校したわが子が「あとでお金ちょーだい」と一言メッセージ。腹立つ!
眠くても疲れていても面倒でも、やらねばならない毎日の子どものお弁当作り。しかし頑張っている親の心子知らずで、問題の種ともなりえることをご存じでしょうか。問題があると言うと大げさに聞こえるかもしれませんが、当事者たちにとっては重大。今回のお悩みは、お弁当を忘れていったわが子の言動にどのように対応すればいいかを相談するものでした。
『高校生になる子が、私が作ったお弁当をもっていき忘れた。忘れてごめんなんて言うわけでもなく「弁当忘れた。あとでお金ちょーだい」というひとことだけがLINEで届いてモヤモヤ。もう少し配慮してくれれば快くお昼代を渡せるのに、すごく腹が立つ。みなさんは同じ状況ならお金を渡す?』
大人でも子どもでも、忘れ物をすることはあるもの。作ってもらったお弁当をもっていき忘れることもあるでしょう。とはいえ、忘れられると「このお弁当どうすればいいの?」となるわけです。ママもお仕事に行くなどで家を開けていた日には、涙をのんで処分せざるを得ないなんてことも。そのようなママの苦悩そっちのけのわが子からのLINEにモヤモヤする投稿者さん。どう対応すればいいのでしょう。
子どもの配慮がないメッセージにママたちもモヤモヤ
『「お金ちょーだい」ではなく、まずは「ごめんなさい」だよね』
『それはイライラするね。でも、子どもなんてそんなもんかも』
投稿者さんが引っかかってしまったわが子からのメッセージ。たとえ悪気がなかったとしても配慮がなさすぎますよね。これは投稿者さんもモヤモヤしてしまうことでしょう。ママたちからも同じようにモヤモヤしている声が届いていました。子どもは事実のみを伝えているので、ママが傷ついているとは思ってもいないのかもしれませんね。料理やお弁当って、作らない人・作ってもらっている人からすれば、簡単にできあがると思い込んでいる人もいますから、たいしたことではないと受け取られている可能性もありそうです。せめて「忘れてごめんなさい」のひとことがあれば……ですよね。
事情はあっても「渡す」と答えるママが目立つ
『気にせず渡すよ。ご飯抜きという形でバツを与えるのは違うと思うから』
『渡します。散々注意しているのにという思いはありますが、仕方ないことと諦めます』
ママたちから寄せられた声を見ると、大半があとでお金を渡すという回答が目立ちました。ただし、「仕方がないこと」という条件付きなママが多いようです。どういうことなのか、もう少しママたちの声を見てみましょう。
頻繁に忘れるのでなければ許容する
『頻繁に忘れるなら渡したくないけど、そうじゃないなら渡すかな。誰でも忘れることはあるし。内心、腹は立つと思うけどね』
『忘れることは誰にでもあるから、たまたま忘れただけならお金は渡す。でも投稿者さんがモヤモヤする気持ちもよくわかるよね』
無条件で「仕方ないからと渡す」という回答は意外に少なく、どちらかと言えば「たまになら仕方ない」という条件が付け加えられた上で「お金を渡す」と答える声が目立ちました。たしかに人間は完璧にはなれませんので、たまに忘れてしまうこともあるでしょう。1度や2度のミスなら大目に見てあげてもいいのかもしれません。
繰り返させないために子どもに半額負担させる
『本音はお金を渡したくはないけれど、渡さないとかわいそうだよね。でも少しは反省してもらいたいから、請求された金額の半分だけ渡す』
本音を言えば、「こっちはきちんとお弁当を作っておいたのだし、忘れていった子どもが悪い。だからお金なんて渡したくない。お小遣いから出しなさい」となるのかもしれません。しかし、それで子どもにお昼代を全額負担させるのは気の毒かもしれませんね。せめて半額負担させることで、「次は忘れないようにしよう」という気持ちを育てることにもつながりそうです。
お金は渡すけど釘はさす
『1回目は渡すけど、キツめに「次からは渡さない」って言う』
『1回目はお金を渡す。でも自分が忘れたのだから、今後は小遣いから出しなさいと言い聞かせる』
お子さんの態度にもよるかもしれませんが、とりあえず今回は家計から負担し、次回からは自分でなんとかしなさいと釘をさすママもいました。次はないよと釘をさすことで、半額負担すると話していたママたちの話と同じく、自分でなんとかしよう・しっかりしなくてはと思う心が芽生え、育まれていくといいですよね。高校生ともなれば、責任を取ることも覚えていかないといけませんし、教えるにはちょうどいい機会にもなりそうです。
自己責任!お金は渡さない派のママの声
『私は、そのようなことがあってもお金は渡さないかな。今回のことを機に、子ども自身がいろいろ改めるべきだと思うから。早く寝て、余裕をもって起きられるようにするとか、やり方はあるわけだし』
作ったお弁当を忘れていったのは子ども自身。朝、余裕をもって行動できるように「早く寝なさい」「明日の準備をしておきなさい」などとママたちは繰り返し声がけをしているわけです。朝もきっと「お弁当忘れないでね」といった一声ぐらいはかけていることでしょう。それでも忘れていくとなれば、子ども自身に生活や態度を改めさせなければいけないと考えてもおかしくはないのかもしれません。このあたりは家庭ごとに価値観がことなるでしょうから、どちらが正解・不正解はないのでしょう。
問題は別にある?わが子に伝えたい「最低限のマナー」
今回ネックとなったのは、お子さんがお弁当を忘れていったことではなく、お子さんから届いたひとことだったのではないでしょうか。その点について考えると、お金を渡すかどうかを悩むよりも、お子さんに「せめて、忘れてごめんぐらい言おうか」と教えることのほうが問題解決につながるような気がします。投稿者さん自身も、「ごめんね」のひとことがあれば快く渡せたのにと話していましたしね。
子どもが勝手に立て替えた昼ごはん代を渡すか渡さないかの問題はひとまず別にして、家族・親子間でも最低限のマナーを忘れないようにしていけるよう話し合えるといいですね。
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