<中1息子のナゾ発言>大人ぶりたい心境かも?まだまだカワイイ息子の「おふくろ」呼び【後編まんが】
前回からの続き。
最近の話です。ひとり息子のコウイチは、この春中学校に入学したばかり。まだまだ幼い面影が残っています。ただ、反抗期とまではいかないまでも、だんだんそっけなくなってきています。寂しいですが、それも成長か……そんなふうに見守っていたのですが、ある日思いもかけない「変化」がありました。突然私のことを「おふくろ」と呼び始めたのです。私が「おふくろ」!? 初めて呼ばれたとき、あまりの衝撃に目が点になり、戸惑ってしまいました。その呼び方はその後も続いて……。
「おふくろ、おかわり」「おふくろ、醤油とって」「おふくろも食べる?」。
今まで「お母さん」呼びだったところがすべて「おふくろ」に代わっています! 「いきなりどうしたの?」と、直接聞ければいいのですが、なんだか聞けないのです……。
帰ってきた夫に「おふくろ事件」について話すと……。
大爆笑で返されてしまいました。
「大人ぶりたい」の気持ちの表れが「おふくろ」呼びというのなら、おかしいような、かわいいような。驚きはしましたが、温かい気持ちが胸に広がります。夫の言う通り、反抗期がひどくなったらイヤな呼び方をしてくるかもしれません。「おふくろ」くらい、かわいいもの……そう思うべきなんでしょう。
ひとつ心残りなのは、もう二度と「お母さん、お父さん」と呼んでくれないのかも……というところ。「お母さん、お母さん」と話しかけてくる姿をもう見れないのかと思うと、少し寂しいです。そんな私に、夫は「僕のことはまだ『お父さん』だと思うけどね」と返したのですが……。
まさかの「オヤジ」!
私たちはコウイチが出て行ったあとに、顔を見合わせて笑い合ってしまいました。
夫の呼び方までも変えてくるとは、驚きでした……(笑)。けれど「オヤジ」「おふくろ」と呼びたがるのも、コウイチの成長過程のひとつなのでしょう。まだその呼び名に慣れず違和感はありますが、これからもしっかりとコウイチの成長を受け止めていきたいと思います。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子
【つぎ】の記事:<実家に甘え放題!出戻り娘>長女の口ぐせ「やっぱ、やーめた」結婚生活も続かない?【第1話まんが】