<想像つかない>子どもの話をしても輪に入らない同僚。なぜ子どもの話題を避ける?
職場の同僚と休憩やランチタイムに子どもの話題で盛り上がることもあるでしょう。お互いに情報交換をする、よい機会かもしれませんね。一方で、その輪に入ってこない人もいるようで、ママスタコミュニティのあるママからこんな質問がありました。
『職場の女性社員が、みんなで子育ての話になっても入ってこない。話を振っても、適当なことを言って誤魔化す。みんな1歳~高校生までの子持ちだから盛り上がっているのに、1人だけ頑なに入ってこない。話せない何かがあるのかなと気になるけれど、さすがに聞けないし……。こういう人は、どうして話さないの?』
職場で他の人が子育ての話をしていたら、その輪に入りたいと思う人も少なくないでしょう。しかし投稿者さんの職場には、子どもの話をしない同僚がいるそうです。投稿者さんたちと特別仲が悪いわけではなさそうなので、なぜ話の輪に入ってこないのか疑問に感じてしまいますが、その人にはその人なりの理由がありそうです。
子どものことを話した後のことを考えている
『話さない。よい行いを話したところで、人によってはひがんだり、ずるいと言ったりするし。悪い話はあまりないからできないし、したところで噂話として流れるだけ。適当に誤魔化しても勝手に想像して尾ひれがつく』
子どもの話の輪に入ってこないのは、話した後のことを考えているからかもしれません。話の内容の受け止め方はさまざまですが、自分が何気なく話したことが、相手の気分を害す場合もあるでしょう。また話をはぐらかしたとしても、想像だけで噂が広まる可能性もあります。子どものことを一切話さないのは、リスクを考えてのことなのではないでしょうか。具体的にどんなリスクかというと……
子どもが優秀で自慢に聞こえてしまうかもしれないから
『子どもがすごく優秀なら、話さない可能性あり。話すと自慢に思われるから言わないのかも』
子どもの学校の成績がよかったり、スポーツで活躍していたりしたら、そういった話題を同僚に話すことになるでしょう。しかし、その話を自慢として受け取ってしまう人がでてくるかもしれません。本人は自慢しているつもりはなくとも、周囲から「自慢ばかりする人」と言われてしまうのではないか……。そう思うと、話さない方が無難と考えてしまうでしょう。
どんなことを言われるかわからないから
『私は子どもが不登校になってから話さなくなった。とにかく詮索しないでほしい』
『子どもが障害児や不登校児の場合、いつ話してよいかわからないの。聞き出しておいてシーンとされたら嫌だし』
子どもが不登校だったり障害を持っていたりすると、他の人に話にくいと感じることもあるようです。親として悩んだり不安になったりすることもあるでしょうが、その気持ちは実際に経験した人にしかわからないでしょう。また子どものことを話したときに、他の人がどう答えてよいのか困っている様子を見るのも嫌なのかもしれません。同情されたり、詮索されることを避けたいという考えもありますね。
子どものことを聞いてどうする?と思ってしまう
『ちょうど先週、息子さんは何の仕事をしているの? と聞かれた。こういうのは本当にやめてほしい。答えたくない。なんであなたに子どもの職場を教えないといけないの?』
いくら子どもとはいえ、プライベートなことを勝手に話すのは気が引けてしまう気持ちもあるでしょう。そもそも子どものことを聞いてどうするのだろう? と思ってしまうようです。自分の子どもと比較をしたいのか、それとも他の人に話したいのかはわかりませんが、素直に疑問を感じるのではないでしょうか。
話したくないことは誰にでもある。気にするのはやめよう
『人には言いたくない部分だってある。そこは軽く触れるだけにして、あとはそっとしておいてあげようよ』
職場の人たちが子どもの話で盛り上がっていても、そこに入りたいと思わない人はいるものです。その人なりに話した後のことを考えて、デメリットが多いと感じたのかもしれません。また他のママたちからも意見があったように、子どもが不登校だったり障害を持っていたりする場合も、話したくないと思ってしまうこともあるでしょう。それは子どもを恥じているのではなく、「かわいそう」と同情されたり、詮索されたりすることに抵抗があるからかもしれません。それぞれの事情があるもの。無理に話を聞き出さずにいることが、その人への思いやりになるのではないでしょうか。
文・こもも 編集・kunel イラスト・加藤みちか
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