<実家に甘え放題!出戻り娘>パパとママのケンカ姿を見て育つ孫「不憫すぎる……!」【第3話まんが】
前回からの続き。数年前の話です。私はミハル、50代前半のパート主婦です。夫は少し前に他界しており、現在は大学生の次女(リコ)と2人暮らしをしています。ある日、長女(サヤカ)から「離婚することになった」と連絡があり、2才のアカリちゃんと0才のヒカルくんを連れて実家へ戻ってきました。離婚原因は、サヤカの交友関係でした。
サヤカの元夫であるソウタさんは、真面目でお堅いタイプ。基本マイペースなサヤカに腹を立てることが何度もあったようです。
明るく笑顔を絶やさないサヤカは昔から交友関係が広く、結婚しても子どもが産まれてもいろいろな友達と連絡を取り合っていました。
サヤカは、ママになっても考え方は昔のまま。「こんな夜遅くまで、男と飲み歩くなんて何考えているんだ」ソウタさんがサヤカを問い詰めても、「なんでダメなの? 男だろうが女だろうが友達は友達でしょ?」と価値観が違うため話になりません。
ソウタさんもサヤカもお互い自分の考えを譲らないので、さらにケンカはヒートアップしていきます。
「はぁ? 母親だからって飲みにいっちゃいけないっていう決まりでもあるの? ちゃんと“友達”と飲みに行ってもいい? って聞いていたじゃ~ん!」「男がいるなんて、俺は聞いてない!」男女構わず仲良くするタイプのサヤカに対して、ソウタさんは次第に不信感を募らせ、2人はケンカが絶えなかったのでした。
最終的にはお互いに妥協点を見つけることができずに離婚に至ってしまった2人。サヤカが子どもたちを育て、ソウタさんが養育費を支払うというかたちに落ち着き、無職のサヤカは実家に戻ってきたのです。もしサヤカひとりだったら、思い切って追い出すこともできたでしょう。しかしサヤカにはまだ幼いアカリちゃんとヒカルくんがいます。あまりに不憫な孫たちにこれ以上悲しい想いをさせたくはありません。その一心で私はサヤカと孫たちの世話をしつづけているのです。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子