<怖ッ!義姉に狙われた夫>思っていた展開と違いすぎる……義兄の反応に大ショック!【第4話まんが】
前回からの続き。私(トモミ)は1年ほど前に結婚しました。夫(ハルト)は双子で、ユウトさんという兄がいます。ユウトさんは妻アイカさん(義姉)とケンスケくんの3人家族。義理の家族はみんないい人で仲も良く、家族の一員になれることを嬉しく思っていたのですが……。3か月ほど前から、義姉から夫に毎日10通ほどのLINEが送られてくるようになったのです。中身はたいしたことのない内容。夫とユウトさん、義姉の3人は同じ高校の同級生ということを差し引いても、なぜこんなに頻繁にメッセージを送ってくるのかがわかりません。3か月前といえば体調不良になったユウトさんの代わりに、夫が義実家の事業を引き継いだころ。最近では内容もエスカレートし、デートに誘うようなものまで送られてくるようになったのです。夫がはっきり断ったところ、恐怖さえ感じるような返信が届いて……。
「ま、まさかだけど、ケンスケくんの父親ではないよね?」とつい聞いてしまうほど、私の頭の中は混乱していました。
2人でしばらく考え込みます。
ユウトさんが仕事を辞めた時期に義姉からの連絡が増えたのは確かです。夫は義姉のお金づかいが荒い話をユウトさんから聞いています。両親から生活費の援助を受けているけれど、やっぱりもっとお金がほしくなって夫ににすり寄ってきているのかも……。
義姉は結婚当初から「私は働かない」と言ってユウトさんが仕事を辞めたあとも働こうとはしません。しかも、義両親から援助を受け始めても、前の生活と変わらず頻繁に美容院やショッピングに行っているのです。
夫は、「ケンスケは甥っ子だよ」と返事。いつもはすぐに既読になるみたいですが、今回はなかなか読まれません。ユウトさんのことも気がかりだったので、義姉の反応を待つあいだに電話をかけてみました。すると――。
私もハルトも一瞬耳を疑いました。「ハルトがアイカの対応をしてくれて助かってる。ケンスケとアイカもハルトの家族だと思ってもらえたら嬉しいよ」ユウトさんからの返答は思いも寄らないものだったのです。
私たち夫婦はユウトさんの反応に言葉を失ってしまいました。開いた口が塞がらないとはまさにこの状況。少なくとも私は、ユウトさんが夫からの連絡にショックをうけ、義姉に注意してくれる展開を期待していたのです! 「ちょっと疲れているからまた……」あっさりと電話を切ってしまったユウトさんに、私は心底ガッカリしました。もうユウトさん夫婦には関わりたくない……そう思ってしまう私は薄情者でしょうか。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・よしはな 編集・今淵凛