<納得できない!>【後編】小1娘が学童で同級生に殴られた件。いろいろ準備して先生と話した結果
前回からの続き。投稿者さんの娘さんは現在小学1年生で、学童に通っています。先日、娘さんが同級生の男の子から急にお腹を殴られるという暴力を受けてしまいました。投稿者さんは相手の親から謝罪をしてほしい旨を学童の先生に伝えましたが、相手の親は「支援の必要な子だから」と謝罪らしい謝罪はなく……。学童の先生たちもこの状況を苦笑いで済ませてしまったそうです。ママスタコミュニティのママたちからは、学童の先生の対応は誠実ではないと批判の声が相次ぎました。
学校に報告してみては?
学童の先生たちの対応が不安であれば、ほかの場所からアプローチしてみるのはどうでしょうか。
『同じ学校の同級生? ならば学校に話したら?』
『学童と学校は別と考えないといけないかもしれないけど、明日学童に預けるならば、帰りに再度投稿者さんの主張を話して「話にならないようですので、校長先生に相談させていただきます」と言って帰る』
相手は同級生の男の子なので、学童での出来事を学校に報告してみてはどうか? とママたちは言います。学校と学童は別と考える人もいるかもしれませんが、こども家庭庁が定める「放課後児童クラブ運営指針解説書」では、学校との情報交換や情報共有を日常的に行い、連携を取ることを勧めています。投稿者さんが学校に報告することを、学童側が拒否をする理由はないのではないでしょうか。
『うちも数年前に同じようなことがあったよ。学童側に、相手の親や当時の職員への事実確認をお願いした。そして再発防止策を考えてもらった。あと学校生活にも影響が出ると思い、学校に情報共有することも学童側に伝えた。その後は学童側も気をつけてみてくれるようになり、学童でのトラブルはなくなった』
こちらのママはわが子がトラブルに遭った際に、学校に情報共有をしたようですね。その後、学童側の対応にも変化があったとのこと。やはり学校に伝えるのは効果的かもしれません。
投稿者さんから自治体に相談をしてもいいかも
『学童で起こったトラブルは、管轄している役所へ報告義務があるはず。役所は認知しているのか問い合わせてもよいと思う』
『各市町村が関わっている学童だろうから、お住まいの地域の自治体に相談を持ちかけるのがよさそう』
学童は「地域子ども・子育て支援事業」として、各市町村が運営を定めています。もしも事故やケガが起こった際は、学童側から管轄の自治体へ報告する必要があります。投稿者さんの娘さんがケガを負っていないからという理由で報告がされていないのであれば、投稿者さんのほうから役所に相談してみてもよいのではないでしょうか。
『先生にもう一度話を聞いて録音するようにして、弁護士に相談したら。「起こったこと、学童の対応、説明内容、娘さんの気持ち、親が望む対応」これらを書面にして手元に複写を残して、学童と役所に渡すといいよ。メールだと送信日時が残るのでおすすめ。誰にでも概略がわかるようにして、伝言ゲームにならないようにすると後が楽』
こちらのママは、具体的な方法を提案してくれています。再度話し合いをするのなら内容を録音し、弁護士に相談をして今回の件を書面にしてもらい、学童と役所に渡すという方法。現段階で弁護士にまで相談するかどうかはともかく、コピーの用意や記録が残るメールを利用するなどのアドバイスは参考になりますね。
もう一度学童の先生たちと話した結果
ママたちのアドバイスを参考に、投稿者さんはもう一度学童と話し合いをしたようです。
『あれから学童の先生にはこちらの要望を伝え、改善されないようであれば、管轄の子ども支援課に連絡することも伝えました。先生もやっと、ことの重大さに気づいたようで、職員全員で対策を話し合ったとのこと。細かに説明してもらい書面ももらいました。相手の親も、私が支援課まで話すつもりでいることを伝えると、やっとではありますが、娘にきちんと謝ったそうです』
投稿者さんが「自治体に報告する」と伝えたところ、学童の先生たちからは今後の対策を説明され、さらに書面にしたものも渡してもらえたようですね。また相手の親からも、娘さんへの謝罪があったそうです。
投稿者さんからの報告に、投稿内でも安堵の声があがりました。
『投稿者さん、大変だったろうけどがんばったね。いい方向に動いて本当によかった!』
もちろん暴力被害がなければ1番よかったですが、大変な思いをしたなかでもしっかりと対応を求めた投稿者さんにママたちからは労いの言葉が贈られました。投稿者さんからも、アドバイスをくれたママたちへ感謝のコメントが届きました。
『ケガをしたわけでもないのに面倒な親だなと先生や相手の親は思われているでしょうが、みなさんが私は間違っていないと、さまざまなアドバイスをくれたおかげです。泣き寝入りすることなく、こちらの気持ちを主張することができました』
学童の先生たちの対応に悩んで、ママスタコミュニティに相談した投稿者さん。ママたちからは投稿者さんを励ます言葉やアドバイスが届き、それらに勇気をもらった投稿者さんは学童側からの誠実な対応と相手の親からの謝罪を受けることができました。
最後に、あるママからのコメントを紹介します。
『ケガもしていないのに面倒だなんてことはないよ。先生たちからしたら、この先の人生に関わることのない何百人のなかの1人かもしれないけど、お母さんはこの先もずっと子どもと向き合って育てていかなきゃだからね。ケガだけの問題じゃないよ』
放課後にお子さんを自宅で見ることができない親のために、学童は設けられています。安全を願って預けた場所でわが子がつらい思いをしていたのなら、なんとかして解決したいと思うのは親として当然のことではないでしょうか。そこに程度の大小は関係ないでしょう。投稿者さんと娘さんが今後、安心して楽しく過ごしていけるとよいですね。
【つぎ】の記事:<大学生の娘がデキ婚!?>母子ふたりの生活「娘は私のタカラモノ!」必死で働く毎日【第1話まんが】
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