<母の生活費、払えません!>貯金がゼロになっちゃう!?入院が長引くのは「困る!」【第3話まんが】
前回からの続き。
私はサヤカ。夫と幼稚園に通う娘と3人で暮らしています。あるとき、離れて暮らす実の母が足のケガで入院。
私と母は実はあまりいい関係ではなく、疎遠になっていました。意外と母は元気そうで安心しましたが、当分入院になりそうです。しかし入院中に、少しずつ母の抱える問題が浮き彫りになってきたのです。母が経済的に困窮していることが明らかになりました。父はすでに他界しており、頼れるきょうだいや親族はだれもいません。私がひとりでなんとかしなければならない状況なのです。
私は泣く泣く貯金を使って母の滞納していたお金を支払いました。
こんな生活が続いたある日、母の主治医に呼び出されました。
母は「入院して3ヶ月以上が経っているのに予想よりも回復が遅れている」「体重も増加している」「院内のコンビニで間食するのにリハビリはほぼ参加しない」との話でした。
私は迷惑や病院のスタッフの方を困らせていることに謝ることしかできませんでした。ここまで体やお金の自己管理ができない母にあきれ返ってしまいます。本当に情けないです。
そしてまだ母が普段通り暮らせないという事実に頭を悩ませました。
入院が長引くとお金の問題もあるのに、退院するなると母の生活の介助までしないといけなくなるかも……と思うと先の見えない不安に押しつぶされそうになりました。
本当に目の前が真っ暗になったようでした。
母は一体何を考えているのでしょう……? 自分では努力せずに楽な方へと逃げ私がなんとかすればいいと考えているようです。
私の家族や生活のことなんて一切頭にないようです。申し訳ないという気持ちも微塵も感じられません。
精神的な面でもこれまでの母との関係を考えると、とてもじゃないけれどわが家で母のお世話を……という気持ちにはなれません。
しかも母は、歩くことができなければ、食事も排泄も入浴もひとりでできないのです。
私にも子どもがいて、仕事があるのに――
生活のすべてを変えて母のために生きないといけないの?
しかし親子である事実は変わらない。簡単に見捨てる判断はできない。私はどうしたらいいのか途方に暮れてしまうのでした。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・ちーめい 作画・よし田 編集・Natsu